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今、そしてこれからを考えて…Vol.1


”ビジョンハッカー”と言う言葉知りました。

かつてのゲイツ氏のように、社会システムを根本から変えようという若い世代が、世界各地で活躍しています。 その名も“ビジョンハッカー”
スマートホンを武器にしながら、仲間や資金を集め、軽やかに行動しています。 これまでの世代が解決できないままの問題に立ち向かう若者たち。


こんにちは、昨日何気なくNHKを観ていたらこの言葉に巡り合いました。

時代の変化は日々目まぐるしく、こうして毎日世界や日本では新たな技術や考え方、それらを用いた行動、活動から、そして結果、成果が生まれているのだと。

今回はビジョンハッカー”に学ぶの考察です。

いつの世も若者が時代を作る

昭和生まれの私。しかし今年51歳の私は、昭和より平成令和と長く生きています。
よく昭和的な感想や思い、思考などが自分の中にその核(思考の中心)として有るのかと感じます。

ただ、これはひょっとしたら私のノスタルジーであって、実はその後の平成令和の時代で生きて行く中で

生きづらさ
本当は○○だったのに…
など
後悔や妬みの負の感情より出てくるのかと振り返ります。



私もかつて、10代、20代の多感な時代が有りました。
その頃は80年代から90年代。
日本も戦後復興から経済成長がピークを迎え、そして現在の凋落に至る窓口の頃です。

TV、ラジオ、雑誌、新聞や書籍、映画など全盛で、今のネット時代の一歩手前の時代。情報を得るのに上記のメディアからが全て(当時は)でした。
何の疑問も無く
「へー!そうなの…」
「昨日たけし(ビートたけし)が言っていたよ」など
良き大衆者で有り、羊の様な従順な消費者です。


私の前の世代は学生運動など、政府や権力、企業など力のあるものに対してものを言う、いわゆる”戦う世代”と認識しています。
戦前の天皇制から国民統率社会、やがて全体主義が悲惨な戦争に発展し、数多くの生命やそれらの方々の未来を奪っていく社会。

歴史は大きな犠牲や代償を払って、今を生きる人々に学ばせていくのだと思います。

そんな時代を経て、戦後日本の高度成長は経済的な成長をもたらし、最貧国で敗戦国から、徐々にその立場を日本人自らが持ち上げていきました。
そこには様々な要因が有ったでしょ。戦後日本の歴史を振り返ると色んなことが見えてきます。

そこで新たな真打登場!!

新たな価値観として、戦勝国アメリカからもたらされた概念
”民主主義”
この御旗は、それまでの日本古来の考え方や
価値観の概念を変えるのにとても役立つものです。


一つの体制が構築され、システムが動き出すと、そこを作った人達の利権など優位性を守ろうとする動きが出てきます。これもまた歴史の流れから見ても明白で、支配するものされるものの構図です。

時間経過と共に、体制について窮屈、嫌だと思う人。そのシステムに馴染めない人(乗っかれない人)など出てきます。
システムエラー、バグ、アノマリーが…

すると権力者(政府、大企業など一部の階級)は、あの手この手でこのバグを修正(教育と言う名の洗脳)、排除(逮捕、拘束、社会的抹殺など)に打って出ます。

いつの世も権力者は、大衆(民衆)はおとなしい羊で有ればよいと考えます。


おっと話がそれてきました。前述の”戦う世代”に話を戻します。


学生運動は1970年で収束しますが、もしあの時の運動から新たな社会が誕生していたら、今の日本はどうなっていたのでしょうか?

今より人々は幸せ?
もっと住みにくい世界になっていた?

新たな支配階級の登場で、今とは違う日本になっていたでしょうか?
(パラレルワールド的な考え)


学生運動の結果は、ご存じのように学生側の敗北。その後は
”しらけ世代”
なる言葉が生まれるほど、体制強化がなされ今日に至ります。


時代は巡り巡る…

70年代以降は、政治的な不安が片隅追いやられ、国民はいよいよ経済活動に勤しみ、80年代にそのピークを迎えます。
その間、前述したようにマスコミによる大衆操作は今日まで続きますが、バブル経済崩壊、経済成長が中国に抜かれ、今やかつての
”経済大国”
”技術大国”
などと呼ばれていた時代から、他国に追い越されてしまいます。

バブル経済後の30年は停滞、閉塞感、夢や希望がどんどん失われていきました。所得格差、貧困率上昇。これまで蓄えてきた富が目減りしていきます。ただ、そんな状況を尻目に、一部の階級の人々の富は爆上がりしていき、企業の内部留保もウナギ上り。

労働者への還元はわずかばかし…

この30年近くで、賃金上昇率は他国から見ても下位に属し、税金、社会保障費増大。年金支給の年次変更や支給額自体も引き下げられいます。
そんな中、一時は政治に対して、希望が持てた時期も有りました。
自民党から民主党への政権移行がそれです。


これまでの政権に対する不満。経済が生活が向上しないことへの憤りが爆発した時期でした。

しかし、政権担当の時期は短く、おまけに東日本大震災など災害も重なり、新たな価値や生活変化へのシフトがなされないまま、再度、現自民党政権が今の日本のかじ取りを行っています。

体制によって革命は潰され、体制によって国民は益々羊になっていく。
富めるものは富み、富めないものは生きて行くチャンスすらない与えられない世界…

そんな現代です。

つづく…

今回はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次の記事で会いましょう。




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