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五月に思う

今年自分の中で決めていた月始めのタイトルエッセイ。今月は4日になってしまいこれまた私らしい。
子供の頃から初志貫徹が出来ない三日坊主な子供。どうやらこの性格は
「三つ子の魂百まで」を地で行っているようだ。

けれどもこのnoteは何故だか続いている。
妻曰く
「あなたはものを書くことが好きなんだね」
と励ましてくれる。
正直照れ臭いやらはずかしいやら。
ただ、私も「ものを書く」行為は嫌いではないと感じ、今宵も書いています。

さて「五月」は「皐月」とも書きます。
皐月の由来を調べると
「さつきつつじ」と出てきます。その意味は

サツキはツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生する。盆栽などで親しまれている。サツキツツジ、映山紅などとも呼ばれており、他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、つまり旧暦の5月 の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われている。

出典:ウィキペディア


出典:ウィキペディア(ツツジ)

さて話が変わって、道内は昨日稚内の桜が開花したと話が聞かれました。
日本列島の桜前線は1月に沖縄から始まり北海道にて終了します。今年の前線は史上最速の開花であった。

「桜を愛でる習慣」いや文化は素敵だと思う。日本人は他国から見ても特殊な民族とよく言われる。

その一つが四季を通じた感性が古来より語り継がれている点である。まあ諸説あるのだろうが
文学
絵画
書道
などに残されている。

そして「桜」に対する思いはとても強く心にあるのかと感じる。
開花から満開
そして散る光景はどの場面を切り取ったとしても絵になり、桜の花びらはまるで人の生きざまのように例えられる。


ゴールデンウィークも後半戦になり、道内はいつもならこの時期に桜は満開であるが、今年はまもなく終わりそうである。

以前note書いたかと思うが、今年の3月のある日いきなり思い立ったのが、
「五稜郭の満開の桜が見たい」
でした。

思い立ったら即行動。幸いゴールデンウイーク前に満開になりそう。
私の住んでいる場所から函館は日帰り可能だが、やはり現地に泊まってゆっくり鑑賞したい。いつもののらくらな私の行動とは思えない程早目に宿泊先を確保。そして後は当日雨降りでないのを祈るばかり。

ところで、五稜郭はお堀で有名です。道内では松前にお城があったが、五稜郭にはお城無い。けれどその美しい外観とは違い五稜郭は古戦場である。
旧体制と新体制の最後の戦。この地にて土塁の上より桜を見渡すと、言葉では言い表せない感動と多くの人達が戦い散って逝った場所なのだと改めて感じるのでした。


出典:tenki.jp


桜を見ていると日本人の死生感になぞられます。1つの花がここまで様々な想いを紡ぎ出す物語。

”五月に思う”

深夜は一人思い耽ていささか感傷的になります。
残された時間をどう生きるか?
たまに真面目に考えるのも悪くはないです。

今回はここまで
最後まで読んでいただきありがとうございます

次の記事で会いましょう。

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