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第5話:僕とセフレちゃんの愛称。

そんなこんなで藍ちゃんと付き合い始めて一週間が経ち最初のなんとなく
ぎこちなかった関係もナチュラルに馴染んできていた。

敬語だった言葉もすぐにタメグチに変わった。

で、僕は彼女からいきなり「パパさん」って呼ばれた。

「好きに呼んでくれていいけど・・・でもなんでパパさんなの?」
「普通に涼さんとか涼ちゃんとかじゃいけないの?」

「あのね、たとえばね、ふたりでレストランとかに行ったとして私が
パパさんのこと涼ちゃんなんて呼んでるのを他のお客さんが聞いたら変に思っちゃうでしょ」

「みんな私たちのこと見て絶対、親子だって普通思うでしょ」
「娘がお父さんのこと涼ちゃんなんて呼ばないよね、普通はパパかお父さん
でしょ?」
「だからね、普段から涼ちゃんなんて呼んでたら、きっとそういう場所でも
うっかり涼ちゃんて呼んじゃうでしょ・・・だから、ね?」

「かと言って普段から「お父さん」って呼ばれるの嫌でしょ」

「さすがに、お父さんはな・・・」
「でもな〜なんかパパさんって呼ばれるのも、なんかパパ活みたいでじゃ
ないか?」
「パパさんでいいの、そこは」
「いいの・・・もう決めたんだから」

「そうか?・・・じゃ〜僕は藍ちゃんのことママさんって呼べばいいのか?」

「なんでよ・・・私の方がずいぶん歳下なんだから、ママさんって
キャバクラじゃないんだから・・・おかしいでしょ」

「そうか・・・たしかに変だな」
「じゃ〜・・・なんて呼ぼう・・・・・・ん〜そうだな普通に藍ちゃんで
いいか・・・」
「そうだ・・・閃いた・・・藍ちゃんのこと、これからアイアイって呼ぶわ」

「アイアイ?・・・うん、それでいい・・・アイアイでいいよ」

で、アイアイは僕の彼女、恋人なんだから、なんて言うか本当ならそろそろ、エッチしたっていいと思うんだけど・・・。
まだハグだってチューだってまともにしてないし・・・。

小心な僕は、アイアイとおまんこしたいなんて、なかなか言えない。
アイアイだって自分のクチから、そんなこと言いにくいだろうし・・・。

おじさんが23才の乙女を汚しちゃうなんてことにも多少は抵抗があった。
中学生みたいにバカみたいなこと言ってると思うかもしれないけど、
こんなおじさんになっても僕の今の気持ちはやっぱり中学生みたいな
もんだ。

アイアイに見つめられると、おじさんはつい目を伏せてしまう。
僕を助けてくれた彼女にトキメキ感じてる自分がいる。

アイアイと一緒にいると本当に若返えってる自分がいる。
僕が彼女を引っ張ってるんじゃなく彼女が僕を引っ張ってるんだ。
アイアイを中心に僕の世界は回ってるんだな。

昔、バイクに夢中になってた時期があったけど、またバイクに乗りたいって
思うようになって来た。
これもアイアイ効果なのかな。

それにしてもアイアイと早く、おまんこがしたい。

つづく。

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