株式市場が暴落から回復するかどうかはトランプ氏次第
はじめに
経済学者やヘッジファンドの分析レポートを読んで参考にして予測を書いています。
私の記事は経済指標や市場のデータ分析と予想が中心で初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て分析や予想は参考になると思います。
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8月初めに日経平均の急落が話題になった。それにつられて米国株など他の国の株価も下落した。株式市場はこれからどうなるのか? 11月のアメリカ大統領選挙も絡めて動向を予想したい。
日本株急落
8月5日、日本株は大きく下落した。日経平均のチャートは次のようになっている。7月の高値から考えると最大26%下落したことになる。その後は反発している。
株価はこれからどうなるのか。動向を予想するためには、まずそもそも下落の原因は何だったのかを特定する必要がある。
株価下落の理由
株価下落の原因は何だったのか。既に記事を書いている通り、株価急落の原因は世間で言われているような植田日銀総裁の利上げではない。
株価下落の原因は実体経済にある。何も考えずに株式をNISAに詰め込んでいた投資家は知らないだろうが、日本の実質経済成長率は今マイナス成長であり、成長率は-0.81%である。
また、これも実体経済になど興味がない投資家は知らなかっただろうが、以下の記事で検証した通り、景気後退が来れば株価は必ず下がる。だから投資家は実体経済をおろそかにしてはならない。実体経済を無視して株価が上がることはない。
状況としてはアメリカも同じである。失業率の上昇が景気後退が近いことを示唆しており、それが株価を下落させている。
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