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言葉の花束ーアキの詩集No.110


1.「心のゆとり」

心地よい
日の光が
射し込む
窓際のテーブル席

お昼休みの
束の間の安らぎ

あぁ
今日は天気が良いなと

何となく
思える
心のゆとり

そういう
心の緩む時は
必要だ

頑張る時に
存分に頑張るために

頑張った自分を
労るために


2.「おにぎり」

疲れた体
そして
空きっ腹に
沁みるよ

コンビニの
おにぎりが

よく噛んで
白米の旨味を
味わう

上手い

ただ
その一言しかない

いや
それで十分だ


3.「あぁ、ちくしょう」

実習が終わり

ふと
前をみれば

ちょうど
バス停に止まっている
バスの姿が

あぁ
ちくしょう

今から
走っても
間に合わない

走り去るバスを
恨めしく睨む

そんな私

これから
何分
次のバスを
待たなければならないのか?

そう考えると
疲れが倍増しそうだ

もう
考えるの止めた!

全く
ちくしょうめ


4.「喜びある人生」

学ぶ楽しみ

挑戦する楽しみ


それを
かみしめている

生きるのは
こんなに楽しく
味わい深かったんだ

人生を
楽しみ
攻略していく毎に

どんどん
自分が成長していく
その喜び

人生に苦労は
つきものだけれど

それすらも
楽しみに変えられる

それだけ
たくましくなった自分に
驚きを隠せない

さぁ
これからの私は
何者になっていくのだろう?

なりたい自分に
なっていくのだろうし

もしかしたら
想定外のことが起きて
思ったことと違った
生き方をするかも知れない

いずれにせよ
胸をときめかせる未来が
待ち受けていることは
間違いないだろう

期待に胸を膨らませて
今を生きていきたい


5.「私の目指す詩人スタイル」

私は
詩が好きだ
言葉が好きだ

想いが
言葉となり

織物や調べのように
形を成す

その不思議さと
その面白さと言ったら無い

詩から
映し出される
その人の心

それは
どんな色合いで
どんな情景だろう?

その詩を味わえば
どんな気持ちになるだろう?

詩を書く動機も
スタイルも
人それぞれだけれど

私は
人や自然など

誰かを愛し
想う詩を書いていきたい

想う心を軸にして
読み手に
想う心を届けたい

誰かを好きになったから
嬉しい
辛い
とか

それも
あっていいのだろうけれど

軽く表面的で
自分軸のない
宙ぶらりんな
想いではなくて

想いを
深く太く
自分に軸を置いて

そこから
導き出される気付きを
メッセージとして伝えていく

そういう
想いを届けられる詩人でいたい






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