言葉の花束ーアキの詩集No.149
1.「入社日」
今日から
新しい職場で
働き始める
ワクワク
ドキドキだ
天職に出来るよう
精一杯
働きたい
もちろん
存分に
楽しみながら
私なら出来る
楽しめると信じて
とにかく
がむしゃらにやってみよう!
おっと
力を入れすぎず
リラックスしてね
2.「ほっこり」
誰のかな?
床に
手袋が
何となく拾って
テーブルに置いた
暫くして
女性が来て
「拾ってくれて
ありがとうございます」と言って
去っていった
何の気なしに
やったことだけど
何だか
ほっこり
嬉しくなった
何となくの
優しさの積み重ねが
温かな世界を
作るのかな
3.「労り」
明日
頑張るため
じゃなくて
今の自分を
満たすために
存分に
自分を抱きしめ
労るの
4.「気温オンチ」
この間買った
おしゃれな服が着たくて
つい
着ちゃった
でも
外に出たら
冷蔵庫みたいに
冷え冷えで
道行く人も
私より厚着
なんで私は
こうも
気候を読むのが下手なのか
ネットで
気温も確認したのに
それだけ私は
気温オンチか?
ハクション
あぁ
寒い
5.「帰ろう」
仕事からの
帰り道
あぁ
寒いな
早く
帰ろう
と
ふと
香る
夕ごはんを
作る
美味しそうな香り
あぁ
そんな時間か
早く
食べたいな
だから
早く帰ろう
6.「ゆったりのんびり」
たまには
まどろむ時間も
必要だよね
緊張の糸を
緩めて
うとうとする
時間
ゆったり
のんびり
ぼんやりと
窓の外を眺め
電車に揺られて
うとうと
時間に
縛られず
徒然なるまま
過ごしたい
7.「今の自分が好き」
昔の自分よりも
今の自分の方が好き
昔の自分が
嫌いとかじゃなくて
それだけ
自分と
とことん向き合ってきたから
自分の
弱い面も
みんな丸ごと
好きになれたんだよなぁ
8.「自立」
親を軸にして
考えなくて良いよ
親の考えること
親の言うことは
絶対じゃないよ
自分の考えることも
絶対じゃないけれど
失敗したり
躓いたって
良いじゃない
そうしなきゃ
分からないことだらけだよ
世の中なんて
経験を積み重ねて
分かることを増やしていけば
怖いものも
無くなっていく
親が先回りして
失敗させないようにするのは
余計なお節介
失敗も
挫折も
苦労も
ちゃんと味わって
自分の人生を生きていきたい
そうやって
自立して
自分を持って
生きていきたいんだよ
9.「愛し憎む」
全ての人を
好きになることは出来ないし
同じように
全ての人を
嫌いになることも出来ない
生きていれば
人を愛し
人を憎む
それが
人生だ
ならば
好きにも
嫌いにも
ならなければ良いのか?
いいえ
愛することも
憎むことも
私には必要だから
起こることなんだよ
ならば
とことん味わい尽くそうよ
必要なくなるまで
愛することも
憎むことも
生きる人の
特権なのだから
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