言葉の花束ーアキの詩集No.164
1.「親離れ子離れ」
悲しみと
苦しみの
坂を越えて
さぁ
親離れしよう
子離れしよう
もう
私達は
親子である
以前に
一人の
人間だから
一人の
人間として
これからは
向き合っていくの
2.「山のように生きたい」
山のように
静かに
どっしりと
構えて
生きていきたいな
スッキリと
クリアな雰囲気が
凄く
心地よくて
癒される
私も
そういう人に
なれたらなぁ
3.「食い気」
旅行に来たら
温泉!
ではなく
観光がてら
グルメを巡って
美味しいものを
パクり!
という私は
相変わらず
花より団子か
食い気の女だから
恋気がないのが
悲しいかな
それにしても
ソフトクリームが
美味しかった
4.「両親との和解」
腹を割って
話し合わないと
分からないことだらけだ
親子関係も
そう
分からず屋と
思っていたけれど
誰よりも
私を想い
理解してくれていた
分からず屋は
私の方だった
親不孝な娘で
ごめんなさい
背中を押してくれて
ありがとう
5.「全て許せたらきっと楽なんだろう」
他人の
愚かさが目について
ずっと
腹が立っていた
けれど
それが許せた途端に
今度は
歪んで捉えていた
自分の弱さ愚かさが
恥ずかしくなって
自分に対して
腹が立った
他人も
自分も
全て
許せたら
きっと楽なんだろう
そこに至るには
まだ未熟な私だから
堪え忍ぶしかないのが
堪らなく悔しい
6.「ちょっとしたストレス」
洗濯物を
たたんでいて
片方しかない
靴下に
何となく
モヤモヤする
たかがそれくらい
されどそれくらいの
ちょっとした
ストレス
流し素麺のように
流せたら良いな
7.「今を謳歌したい」
自分を貶め
苦しめた人達を
恨みながら
今を
生きていくよりも
苦しかった昔を
忘れてしまうくらい
前を向いて
今を幸せに生きていきたい
自分を苦しめた人達に
制裁が下っても
反省しない人は
反省しない
相手が
自分にしたことを
気にもせず
今を
謳歌しているなら
私も
過去に縛られるのを止め
今を
謳歌したい
8.「人を救うのは魔法ではなく」
魔法は
使えなくても
心の
疲れや傷は
人との関わりや
誰かの言葉掛けで
自然に癒えていくよ
人を救うのは
魔法ではなく
人の存在や
人の言葉なのだと思う
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?