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言葉の花束ーアキの詩集No.75


1.「曇り空のお日様」

曇り空の中

白銀の
淡く光るものが見えた

それは
晴れた日には
眩しすぎて見ることの出来ない
お日様だった

雨雲に隠れ
光が遮られているそれは

月明かりとは違った
神秘的な気品がある

天気が悪いと
気分も鬱々としやすいけれど

お日様を
間近で感じ

その幻想的な美しさを
楽しむことが出来るなんて

曇り空も
悪くはないね



2.「秋を楽しむ」

最近
夜が早いし
夜が寒い

だんだんと
秋が深まってきた

蝉の声が
一切しなくなり

鈴のような
コロコロとした
耳障りの良い虫たちの声が
聞こえてくるのが心地良い

月も
一層美しく映え
見栄えが良い

きんとした寒さを感じに
闇夜の中出て行くのも
面白い

寒さに耐えられなくなって
温かい家の中に飛び込み
毛布にくるまって
自分を温め
安心するのも良い

秋は何々と
言うけれど

他にも
楽しみ方は
うんとあるだろう

探そうと
考えあぐねて
色々試す

それだけでも
また
楽しい



3.「布団の温もり」

凍えるほど
寒い日は

毛布と
ふかふかの布団に
くるまって

体の芯まで
暖まる

寒ければ寒いほど
布団の温もりが
身に染みて心地よい

布団の温もりに
安心して

一眠りするのが
たまらない


10/7(金)
「温めて安心すること」
凍えるような寒さと

突き刺さるように
冷たい雨

そういう日ほど
温かいものが
恋しくなる

温かい家

温かくて
ふわふわの猫

温かい布団

温かい料理
今夜は鍋に使用か?

温かいお風呂

温かい家族
一家団欒

温かいもので
自分を包んで
安心したい

疲れた心に
笑う元気はない

疲れた心が求めるのは
安心感

温かいものは
なぜだかほっと
心を和ませてくれる

心が和み
心が安らげば

次第に
心が回復し
エネルギーが戻ってくる

心が回復し
元気が出てきたら

また
笑えば良い

今はただ
心を温め
安心したい

ほっと和める
この一時が
たまらなく愛おしい



4.「きっといるかもしれない彼らのために」

呼吸をするように

銃やナイフなど
武器を扱い

人やものを
壊していく

そんな
戦うためだけに生かされている
ロボット人間がいたら

あなたなら
どう思う?

怖い
近づきたくない

または
可哀想?

これは
空想の存在では
ないかもしれない

どこかの国で
そんな存在が
いるかもしれない

人としての
生きる権利が
彼らにはないと思う

その権利とは

人として
喜怒哀楽に溢れる人生を謳歌し

人を愛し
自分を愛し

自由に物事を考え
自由に何かを受け入れ
何かを拒絶する権利

戦うことが当たり前

そこに
疑問を抱くことさえ
許されない束縛

戦って
ミッションをクリアすること

死ぬまで
戦い抜くこと

それだけを
求められる

そんな
道具のような生き方を
強要される存在

国にとっては
都合が良い存在だろうけれど

そんな存在
作ってはいけない

彼らの日常から
戦いが消えてなくなること

そのために
世界が戦いを
求めなくなることを願う

彼らが
武器を持たなくて済むようになり

彼らが
当たり前のように
怒って泣いて

当たり前のように
笑って喜んで

当たり前のように
人生を楽しむ

当たり前のように
人を愛し
人を大切にする

そういう
人として生きる権利を
彼らも当たり前として行使することを
私は切に願う

多分
ファンタジーの空想話の
キャラクターではないだろうね

きっとどこかに
いるかもしれないよね

彼らが
幸せに生きられる世界に
少しでも近づけるように

彼らが
武器を持たなくて済むように

私に
出来ることは何かないか
考えていくよ



5.「辛い過去の受容」

過去に受けた
差別や偏見

それに伴って
味わった苦痛
受けた痛み

とある有名な
スピリチュアリストさんが
言っていた

「潜在意識を
書き換えれば
過去を書き換えることが出来ます」

それが本当ならば
こんなに嬉しいことは
ないはず


思ったけれど

私の中の
何かが
「待って」と言う

確かに私は
酷く辛い思いをした

それは
出来れば
起きて欲しくない出来事だった

けれど

その過去が
あったからこそ

それは
いけないことだと
強く思っていて

私と同じような思いを
誰にもさせたくないと
働きかけようとしている

どんな出来事も
今の人生を築く
糧となる

もう
既に
糧となっている

だから
書き換えるという手段は
選びたくない

そう思えた自分は
まさに
過去を受け入れている

そんな自分の
成長ぶりが
誇らしい



6.「温めて安心すること」

凍えるような寒さと

突き刺さるように
冷たい雨

そういう日ほど
温かいものが
恋しくなる

温かい家

温かくて
ふわふわの猫

温かい布団

温かい料理
今夜は鍋に使用か?

温かいお風呂

温かい家族
一家団欒

温かいもので
自分を包んで
安心したい

疲れた心に
笑う元気はない

疲れた心が求めるのは
安心感

温かいものは
なぜだかほっと
心を和ませてくれる

心が和み
心が安らげば

次第に
心が回復し
エネルギーが戻ってくる

心が回復し
元気が出てきたら

また
笑えば良い

今はただ
心を温め
安心したい

ほっと和める
この一時が
たまらなく愛おしい


10/8(土)
「曇り空のお日様」
曇り空の中

白銀の
淡く光るものが見えた

それは
晴れた日には
眩しすぎて見ることの出来ない
お日様だった

雨雲に隠れ
光が遮られているそれは

月明かりとは違った
神秘的な気品がある

天気が悪いと
気分も鬱々としやすいけれど

お日様を
間近で感じ

その幻想的な美しさを
楽しむことが出来るなんて

曇り空も
悪くはないね



7.「無条件の癒し」

前向きに
物事を捉え

きれいな言葉を
並べ

美しく
心打つような
詩を書きたい

けれど
出てくるものは

鬱々とした
重たい気持ち

何か
ニュースを見れば
批判したくなるような
汚い気持ち

メンタルが
落ちている

昨日
無理をした
つけが回った

自分の軽率さに
腹が立つ

こんな気分で
良い詩なんて書けない

そんな私の気持ちを
知ってか知らずか

傍らで
丸くなる
2匹の愛猫

仲良く
ハートの形で
すやすやと眠っている

あぁ
可愛いな

そう
思えることに
ほっとする

柔らかくて
ふわふわの体を撫でると
とても癒される

我が家の
愛猫は

私が
どんな状況に合っても
無条件で
心を和ませてくれる
天使だ

気が付くと
心が大分軽くなっている

無条件の癒し

その存在が
身近にいてくれることに
感謝だ



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