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言葉の花束ーアキの詩集NO.172


1.「良い子」


良い子でいるのは
とても楽

良い子でいれば
人に好かれるし

悪く思う人は
多分いないから

でも

良い子でないと
受け入れられないと思うと

無理してでも
良い子を演じてしまう

やっぱり
良い子は
とても辛い


2.「真面目に仕事すればするほど」


一生懸命
真面目に
仕事すればするほど

他人の
理不尽な言動や

不誠実な
対応に

苦しみを
感じてしまう

ある程度
受け流す所作も
身につけた方が良いのだろう

全てのことに
筋を通すことは出来ないし

時に
逃げることも必要なのだろう

そうやって
妥協することに
慣れていった先に

私のやり甲斐や幸せは
あるのだろうか


3.「我慢」


お昼ご飯を
我慢してまで
仕事する

お腹が
痛くなっても

目的地に着くまで
トイレを我慢する

その我慢
本当に
必要?

自分を
蔑ろにしてまで
遂げたいことなの?

最終的には
呼吸するのも
我慢しそうだね

本当に大事なものは
自分ではないの?

少しずつで良いから
我慢を手放そうよ

自分に
自分を大切にする
許可を出してあげて


4.「そこに責任感はありますか?」



話題の人を

崇めるように
推す人達

この人は
凄いんだ

この人に
ついていけば
問題ないんだ

なんて
勝手に期待して
祭り上げる人達

そこに
責任感は
ありますか?

崇めるその人の
何を理解して
推しているのかしら

期待通りに
動かなかったり

何か少しでも
期待を裏切るようなことをすれば

手のひらを返して
こき下ろすんだろうな

なんて
考えてしまう私は
捻くれているかしら


5.「私が本心から思うこと」


今まで
私に対して
色々言ってきた人達の

言葉が
私の中で
あふれかえって

私は
溺れてしまいそう

それは
私の本音ではない

私が
本心から思うことは
そんなものではない

私の心を
動かして良いのは
私だけ

あふれかえった
ノイズ達を
一掃して

私が
本心から思うことに
心を通わせたい

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