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紫陽花のころ~悲しい時期と 最近の私。薬膳を学びたくなったきっかけ・・・

今日はおばあちゃんの命日


夏至と紫陽花と故人への思い


6月21日 夏至 悲しく切ない
紫陽花がきれいに咲くころ~
大好きなおばあちゃんの命日

おばあちゃんは
いつもこの時期にお話ししてくれた
「米粒ひとつずつ
 夜が長くなっていくよ」

そのおばあちゃんは
その夏至に他界した。

最期は母と2人で病室にいた
私が手を握り
眠るように・・・

静かに息を引き取ったのは
今でも覚えていて
お別れなのに
幸せな時間だった。

おばあちゃん!ありがとう!ありがとう!
おばあちゃんの目から
最期に流れた一粒の涙・・・

悔いのない見送り方。

私の憧れの最期・・・・

昨年は可愛がってくれてた
おばちゃんもこの6月に他界した。
そんな悲しい事が起こった6月だし・・・

更にはジメジメして
いやだな~なんて思うけど

紫陽花を見るたびに
少しずつ弱っていくおばあちゃんの
車いすを押して・・・・

紫陽花を観に連れて行った事や
あちこち一緒に出掛けた思い出が
走馬灯のように・・・・

おばあちゃんがしばらく入所してた老人ホーム
その名前も「あじさい」だったな。

今では悲しいだけではなく
なんだか思い出が綺麗に
脳内再生されるそんな時期になった。

おばあちゃんの味とお醤油


昨日はたまたまだけど
おばあちゃんの味を作り出す?!
お醤油屋さんへ・・・・

福岡の宇美にあるマルト醤油さん


おばあちゃんは私の住む福岡市から
車で30分程の自然豊かな場所で
魚屋さんをしていた・・・

今みたいに
コンビニやスーパーなど
沢山ない時代で
お店はとても繁盛していた

とても料理が上手で
良く鉢盛りの注文を受けて
作っていたし

お寺や地域の婦人会でも
料理の指導をしたり
みんなの中心に居るような
そんなお婆ちゃんだったー

私はおばあちゃん子だったし
魚市場について行くのが楽しみで
良く泊まりに行き
お婆ちゃんの料理を
もりもり食べて育った
😊

なので我が家で使ってる醤油は
私が実家にいる頃から
ずっとおばあちゃん
使ってたのと同じ
お醤油を使っている。

おばあちゃん家のお店でも
その醤油を売っているけど

おばあちゃんが
他界してからは
だいぶ疎遠になってしまい
1~2年前から
この醤油屋さんへ
直接買いに行く様になった


お店に行くと
おばあちゃん家のお店では
置いてなかったものもズラリ・・・

だしパックやめんつゆ・・・
出汁醤油など~~~
美味しく仕上がるものが沢山ある。

おばあちゃんが使ってたお味噌
このお醤油屋さんに置いてあり
(お醤油やさんのオリジナルとは別w)
見たときはオカンのテンション上がってた!

味噌汁=母の味だよね。

とてもやさしいくて懐かしい味
お味噌もこのお醤油屋さんで
買う様になった

お醤油屋さんで折り紙・・・癒しの時間


このお醤油屋さんへ行くと
オカンと同年代
お店のおばちゃんと
時々おばあちゃん家の話題
それなりに盛り上がって
お話したりしていたけど・・・

おばあちゃんの
娘と孫だという事は
なかなか覚えては
貰えていない様子。

そんな感じなのに
昨日は何故か珈琲飲まない?
私も飲みたいの・・・
珈琲を淹れてくれた。



お醤油屋さんの中には
雑貨や衣類を少し置いてあり
最近カフェスペースみたいな
カウンターを設置されたそうで
そこに3人で座り・・・

ジャズが流れるレトロな雰囲気
お醤油の香りがほんのりする
お店の中で
珈琲を飲みながらー


時間あるなら折り紙で駒作ろう!
と駒の折り方を教えてくれた😊

静かに珈琲を飲みながら
ゆっくり時間が流れる・・・

なんだかホッとして
心身ともに癒やされた
そして母娘で童心に帰る。


こういった事、時間。
何気ないけどとーーーっても大切・・・・

とりあえず作った感じで色合いが?いいのか悪いのか・・・


たまたまだけど
おばあちゃんの命日の前日
おばあちゃんの事を
思い出しながら心の癒し
不思議で素敵な時間だった

ここの醤油は義実家のお義母さんと
義妹もすっかりファンになった様で
お使いも頼まれていて
実家にだしパック醤油、めんつゆ、だし醤油~

我が家もリピ買いの
お醤油とめんつゆゴマドレ
そして初めて南蛮漬けの素も
買ってみた


南蛮酢面倒くさいから
試しに使ってみようと思って。
他の料理にも使えるしね!

口に合うかな?

料理をほぼしなかった私が薬膳を学ぼうと思ったきっかけ


実家にいる頃は
自分のお弁当と
誰か来るとき・・・

気が向いたときに
お菓子やパンを作るくらいで
料理をほとんどしなかった。

おばあちゃんの姿を見ていた
影響がどこかにあるのか・・・

まさか料理にかかわる
勉強をする事になるとは
思わなかった。

昨年の秋ごろから
まずは通信で始めた薬膳の勉強
4月から月に2回学校に通っている

薬膳を学ぼうと思った
きっかけと言えば

相方さんの脳出血の事や
その前の年のオカンの狭心症&心筋梗塞

身近な家族が大病にかかってしまった事
この事はもちろん大きい・・・

そして学び始めた直接的な
きっかけ
と言えば

昨年他界した
おばちゃんの心と体調の変化

おばちゃんが他界する
数か月前から
心が病み・・・

徐々に身体までも不調が表れ
心と身体の不調に苦しみ
悪化していく様子。

食欲が落ちて
何を食べても美味しくない
そんな事を口にするようになり

その時に頭に浮かんだのが
今習っている先生が出していた
薬膳料理のお店で食べた薬膳粥

食事をした時にとても美味しくて
す~~~っと身体に入り
毎回気が巡る様な感じがあった

あんな優しいお粥を作れれば
きっとおいしく食べてもらえただろうし

身体に合わせた栄養も取れて
少しずつでも改善出来るかも・・・
薬膳を知りたいそう思うようになった。

深まる興味・・・成す術なく他界したおばちゃん

学習内容も少しやってみないと
自分に合うかどうかもわからないし
まずは手っ取り早い
通信で学んでみる事にした。

テキストを進めていくうちに
薬膳と心の事を学ぶことで
もしかしたらおばちゃんを
元気に出来ないかな?

そして相方さんやオカンの
身体のバランスもとれるかもしれない!
頑張って勉強する気が湧いてきた

心と食べ物と身体の健康との深さ


学び始めたのが遅かった?!

そんな事はないだろうけど

もっと早く知識があれば・・・・
それでも結局は
どうにもならなかったかもしれないけど

学び初めの私には
変化していく
おばちゃんに対し
ただただ声をかけるだけ
時々顔を見に行くだけ・・・

とりあえず気分転換に
どこか連れださなきゃ?
何か食べに行こうか?

そんな感じで声をかけるけど
私には成す術はなく
とにかくおばちゃんは
病んでいく一方・・・・

そして突然の別れ

そのまましばらく
オカンも精神的にかなり落ちて・・・
体調不良が続いた。

無理もない。

オカンの幼い頃は
おばあちゃんがお店を
切り盛りしていて
さらにはお米作ったり
農業もやっていたから

オカンにとって10歳年上の
おばちゃんは母親代わり
であり

大人になってからも
一緒に化粧品の仕事をしていて
ずっと一緒だった。

頼っていた。

そんなお姉ちゃん(おばちゃん)が
前触れなく突然居なくなった。

心と食べ物と身体の健康
これはとても深い。


学び初めの薬膳の勉強
東洋医学に触れていく中でも
心と身体の問題は深く感じられたし

ひょっとしたら知識あれば
どうにかおばちゃんを
健康に出来たかも?


おかんの身体の不調を
もっと早く抑える事
出来たかもしれない・・・
そう感じた。

通信で薬膳の入り口を学び
もっと知りたくなったし

今の介護生活であったり
同じような病気にならないよう
予防できる方法を
伝えていけるかもしれない

同じような病気の方たちに
プラスになる情報を
発信できる様になれるかもしれない


知識を正しく活用したい!


そう思い・・・

あのおいしいお粥を作る先生が
運営されている薬膳学校を申し込んだ

学校の入学時期は年に2回

4月と10月薬膳の通信完了してから
入学まで4か月弱あったので
少しでも心理学の知識を持てたら・・・と
通信でカウンセリングの基礎的な部分を学び
この6月に上級心理カウンセラーという
認定資格も取得。

心の仕組みを少しだけでも知ることで
自分の心にも理解が出来て
無駄に悩まなくなった。

学校ではしっかり授業を受ける
課題も出るし仲間もいる。

通信で学んだ薬膳の知識を
更に掘り下げた内容にもなってる。

もっと知りたい!と思った部分を
教わることが出来ていて
心が晴れるような思いになる

通信で“薬膳コーディネーター”を取得したけど
正直それだけでは
本当に自分の思うように
知識を活かす事が出来きないと感じたし

東洋医学の事。
陰陽学から五行学、臓腑論・・・・
中薬、食材の事、弁証論法・・・・
範囲も広いし

中国から来たものだから
馴染みのない言葉も多く
時々パンクしそうになるけど

西洋医学よりも
身近に感じれて面白い

これから中医診断薬膳師になる!

入学してからあっという間に3か月!
来月からは座学+調理実習の授業に入っていく。

6か月のカリキュラム完了後
試験合格で薬膳アドバイザー取得

上級に移り更に半年学び
試験合格すれば中医診断薬膳師に!

奥も深いから学ぶこと沢山あって
資格取得しても自ら学習したり
研究したりこれが大切になってくると思う

身近で聞きなれた知識も
なぜそうなるのかと言う事を
各学説で説明されていて

普通にやっている習慣についても
実は身体に悪影響があるという事に
気づかされたり

何よりも自然の恵みや自分の身体に
感謝出来るようになっていく


薬膳は哲学的!と
最初に先生が言っていたけど

学びを進めていくにつれて
物事を比較的シンプルに
考えられるようになった

それだけでもとても良かったとそう思う。

薬膳の知識を使って
自信をもって説明出来たり
献立を立てれたりというのは
まだ無理だけど・・・・

焦らず(けどちょっと焦りつつ)
しっかり前に進みたいと思う

固執しない囚われすぎない事が大切。
と先生は初めにお話しされてた

ほどほどに頑張り
楽しみながら前に進んでいこうと思う~

学校へ行く途中のルーティン

学校へ向かう途中に
私たちが挙式をあげた
警固神社があり
この神社へは
天神に行くと大体立ち寄る

学校の前に
毎回お詣りしてから向かう
そうやって向かう事が
出来るのも嬉しい・・・

相方さんが倒れてから
頻繁にお詣りしてたし
挙式をすると決めた時は
こんなにも身近な神社になるとは
想像もしなかったな・・・

6月最後の授業
調理実習前の(遅れてる分の)
詰め込み授業だった。

教室で軽く昼食を取りながら
生徒さんや先生と
雑談できたのも
なんか良かった。

自宅近所のパン屋さんで
パンを買って持参。

いつも教室には毎回違った
薬膳茶とお菓子が準備してあり
それもとてもうれしい。

“薬膳茶は自分で効能を調べましょう”
となってるのも良い~
この日は柿の葉茶
(ビタミンC豊富!暑い時期にピッタリ)

しっかり復習して
再来週からの調理実習
(食べるのも楽しみ)
頑張っていこう~

少しずつ授業以外でも
薬膳関連の本も読んでいきたいな・・・
黄帝内径や傷寒論の解説本
みたいなやつとかね
(↑頭悪くてもわかりやすいやつ)

今回は最近の私?の近況報告でした~


~おばあちゃんの命日につき思う事~


おばあちゃん私の近くでおじいちゃん
そして仲良しだったおばちゃん2人と見守ってくれてる・・・
そう信じてる。

サポート頂けたらとても助かります・・・・ 私たちの介護生活が誰かの役に立てるように 誰かの勇気や元気になれるように 頑張っていきたいと思います!