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脳出血で重度障碍者に。笑顔で生きる夫婦の記録

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2017年に47歳で右被殻出血発症障がい者となった旦那さん 手術後は植物人間になる可能性もと言われる 発症から約一年後に自宅に連れて帰り在宅介護生活の始まり! 本人の諦めない…
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#闘病記録

鼻から流動食・・・そして経口摂取へと!~回復とお友達ノート 9月

鼻から流動食・・・そして経口摂取へと!~回復とお友達ノート 9月

発症から4か月~口から食べる訓練が本格的に
9月になると口から食べる訓練が本格的に。
気管切開してからずっと鼻からチューブを挿入し
そこから栄養を注入したり痰を吸引したりした。
直接胃に栄養を入れることが大切なことらしい。

鼻のチューブを取るには口からしっかり栄養を
取れるようになることと気管切開した部分も
ちゃんと塞げるようになってから。

気管切開してから痰の吸引をする時は
見ててとても苦し

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思う様にはいかない・・・回復を信じて・・・

思う様にはいかない・・・回復を信じて・・・

脳卒中の体験談を調べる毎日相方さんが倒れてから
時間があれば色んなことを調べていた。
脳出血や脳梗塞といった脳卒中の体験談を
調べれば調べるほど焦っていった。

「重症と言われる人よりも更に重症やん・・・」

リハビリしてなんとか歩けるようになった例
それでも麻痺が残って辛い・・・そんな経験。

奇跡的な話は何となく胡散臭かったり・・・
サプリメントや色々な広告に誘導されるし。

経過日数とその回

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お願い!意識戻ってきて!みんなで起こしにかかる!

お願い!意識戻ってきて!みんなで起こしにかかる!

病院で一番、賑やかな病室
相方さんの入院生活は

常に誰か側にいた。

そしてとにかくみんなの力で
目を覚まさせてください!
そんなお願いをした。

前にも少し書いたけど
いろんな刺激を試した!

急性期の時は
足つぼを一生懸命押してたら
関節にタコみたいなのが出来たり
擦りむいたりした

回復期病院へ転院すると
急性期の頃は面会禁止だったのが一転
次から次にお友達が来てくれた。
とにかく刺激を!

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会社でも手続き・・・家でも手続き・・・介護保険申請。使えない担当のソーシャルワーカー

会社でも手続き・・・家でも手続き・・・介護保険申請。使えない担当のソーシャルワーカー

相方さんは倒れ意識がハッキリしないし
会社では社長が他界・・・・

何がどうなってるかの現状確認からはじまり

病気になったり亡くなると手続きの嵐に家では・・・
・相方さんの保険手続き
・会社へ出す休職手続き(3年間は在職できる)
・診断書申請・・・・
・病院の請求書・領収書
・会社へ出す傷病手当申請
・3年間ローンが保険から支払われる保険手続き
・治療ごとに確認書
・治療計画書へのサイン
・装具

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重なるときはほんとに重なる・・・社長が他界

重なるときはほんとに重なる・・・社長が他界

たか転院して2週間位の頃に会社で突き付けられた事実会社ではー
社長と連絡とりたいんだけど
数件の取引先から何度も言われていて・・・
社長から指示された言い訳伝えるのも大変だった。

とにかく検査入院でーとか
声帯が弱っていて声が出せないから
声帯の手術待ちとかーーー
その言い訳にも苦しさがあり・・・しびれを切らせてた。

なんとかならないですか?とーーー
メールで社長へ尋ねた。

そして、時々会社

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病院へ仕事帰りに毎日通う生活、夫婦としての責任?

病院へ仕事帰りに毎日通う生活、夫婦としての責任?

家族みんなで病院へ通う生活
S病院の面会時間は朝8時30分~20時まで

相方さんの両親も毎日通ってくれた。
お義父さんは宮崎で日向夏を作っていたから
福岡にいたり宮崎にいたり・・・と言う生活になった。

2人とも70歳超えてるから
子供に面倒をみてもらわないといけない年齢なのに
子供の介護・・・・・
私は知り合って数年だけど
40年以上の歴史がある。
思い出や色々な想いが沢山あるわけだし
辛いだ

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回復期病院での生活 理学療法士さんとの出会い

回復期病院での生活 理学療法士さんとの出会い

回復期病院へ転院
到着早々、
相方さんは検査へ。
私は入院の手続き。

いろんなことを考えて
個室をお願いしていたけど
4人部屋しか空いてなくてひとまず4人部屋に。

すぐに若いお兄ちゃんが2人やってきて
爽やかに挨拶。

担当させて頂きます理学療法士のMです。
早速リハビリを始めます!

転院後即リハビリ開始
回復期では
1日3時間リハビリの時間が設けられる。
理学療法士(PT)
作業療法士(O

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回復(リハビリ)病院へ転院・・・開眼。

回復(リハビリ)病院へ転院・・・開眼。

2017年6月1日転院の日。

会社を休み早々と病院へ向かった。
5月6日から約1カ月。
目が開いたところを見た事は1度もなかった。

転院数日前のSCUを出る頃
相方さんの好きなソフトバンクホークス寺原投手
ご本人のウエアにメッセージが書かれたものと
ビデオメッセージを友人が届けてくれた。

ビデオメッセージは何度も耳元で聞かせた。
目が覚めないうちからウエアを握らせてみたり・・・
もちろんラジ

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とにかく自分で動かなきゃだめ(脳卒中発症後の家族)

とにかく自分で動かなきゃだめ(脳卒中発症後の家族)

とにかく調べて自分で動かないと
色々と損をするし時間がもったいない
ぼーっとしてる暇なんてない。

まずわかるところからー
高額医療限度額の申請。
前の年に母親が入院して知識があったので
早々と申し込んだ。

次の病院のこと
その為には
病気のことを知らないといけない
いろんな制度も知らなきゃいけない

毎日何か調べてた。

毎晩手元で調べものが出来るなんて
本当にいい世の中だな。
そう思った。

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