見出し画像

HSP③

こんにちは。蓮樹です。
今回は、「HSPは他人の感情に影響されやすい」という話題について綴ろうと思います。
身の上話多めです。ご了承ください。
先日、私が街の図書館に行ったときの話です。
図書館に入って本を探していると、ある一人の高齢男性利用者が女性スタッフに向かって話しているところが目に入りました。当然静かな館内ですから、彼らの声も聞こえました。そして男性の声は怒号ではありませんでしたが、冷静よりも少し熱いようなトーンでした。話に耳を傾けてみると、「だからね、アンケートをやったほうがいいと思うんだ。」と。どうやら男性は、スタッフの方へアドバイスをしているように感じました。ですが、それと同時に、私はさも自分がそう言われているかのようにも感じてしまいました。そして私は、そのエリアとは離れた所まで移動(心の避難)をしたのです。
さて、「自分がそう言われているかのようにも感じました」という部分こそHSPの特徴の一つです。
「人が怒られているのを見ると、自分のことのように思ってしまう」
「機嫌が悪そうな人を見ると落ち込む」
「悲しいニュースを見ると気が滅入る」
などなど。
これを読んでいるあなたも、このような経験ありませんか?
私はまだ人生経験が少ないですが、今回のような出来事を数多く経験しています。例えば、映画やドラマではよく「説教」、「怒号」、「罵倒」のシーンがありますよね。私はそのようなシーンに弱いです。「苦手なシーンが来る」と判ると、テレビであれば別室に移動したり、You Tube等であればスキップをして飛ばしたりします笑。
2週間ほど前に、とあるドラマの第一話をリアルタイムで見ているとき、『教師が生徒に声を荒げて怒る』シーンを観ました。その教師役の俳優さんは、私が以前習っていた習い事の先生(怒ると怖かった)に似ており、ドラマのそのシーンを観た途端、私はじわじわと泣き出してしまいました。また、涙を出しながら再びテレビ画面を思い出して泣き続けてしまうという悪循環を30分程したと思います。そしてそれは、実際に先生に怒られているように感じたからです。

さて、『自分が他人の感情に影響されたら』あるいは『されそうになったら』。私がご紹介する対処方法は3種類です。気が向いたらで大丈夫ですので、実践してみてください。
①相手と自分の間に、境界線の代わりとなる物を置く。(例:ペンケースやリモコンなど)
②相手から離れた場所へ逃げる。(例:隣の部屋へ移ることや自分が落ち着くと感じる距離を置くことなど)
③自分の感情を、他人に害を与えぬ方法を使って外へ出す。(例:泣くことや紙に殴り書きすることなど)

今回は以上です。
ご清覧、ありがとうございました🙇‍♀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?