天使のあの娘

そんな言葉絶対に聞きたくなかったけど聞いちゃったあの日、本気で地球消滅してもいいとおもったし野良猫にも目が行かなかった。
だって幼からず感じてた僕の生きがいは少なからずステージで歌って踊り狂って、周りとは違う異臭をただただ放してる一人の少女でしかなかったんだから。アイドルやめて何になるの?誰かと結ばれるの?一人で姑息と生きるの?もう見れないの?そんな不安が色々出てきて苦しかった。そんなことなら今すぐ車にはねられてしんでもいいとまで思った。
その子は儚くて儚くて本当に今すぐ消えちゃいそうな子だった、だからその時が来ちゃったって怖くて仕方なかった。でも本当に消えるだなんて思ってもいなかったから愛情で食べ尽くされたはずの涙が止まらなかったよ。

でも君はアイドルはやめちゃったけどそのまんまの名前、性格で活動を続けてくれた。バンドも始めてくれた。なんだか生えてただけの羽が伸びて自由に飛べるようになった様に感じた。だって彼女は僕の天使だったんだから。寂しさはやっぱり今も感じてるけどずっと変わらずステージにいてくれるから僕は今日も君のことを考えて過ごしている。
疎外された君だから、誰にも持ってない感性を持っている君だから、まっすぐ歌って不器用なりに伝えてくれる君だから、周りを大事にできる君だから、世間一般でいう普通ではない君だから、強くなりたい少し弱いままの強がりの君だから、きっとこの先もずっと今より大切にされるし愛される。そんな君にずっと届かない恋心を一方的に抱いていたいな。

大丈夫だよ、ありがとう、届いてるよ。
自分らみたいなファンがずっと求めている言葉を綺麗に胸に刺さる言葉を毎回くれる、ちゃんと僕達も伝わってるよ伝えてくれてありがとう。

これからも君だけの君を、歌を、顔を、声を、汗も血も全部全部飲み干す勢いで一番に愛したいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?