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狛ねずみに会い行こう 京都 大豊神社

12月も中旬になり、あともう少しで来年になりますね。
びっくりしかありません。
今年は自分の中でもいろいろと考える年でしたが、今年の干支は「子」だったんだな〜なんて、ぼーっと思い出してました。

なので今回は、以前行った、今年の干支である「ねずみ」にちなんだ神社について書いてみました。

京都にある、ねずみに関係する神社と言えば、
「狛ねずみ」で有名な「大豊(おおとよ)神社」ですかね。
こちら左京区にある大豊神社は、あの人気スポット「哲学の道」の途中にあります。

大豊神社の参道は哲学の道沿いにあり、案内の看板もあって、わかりやすいと思います。

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大豊神社の祭神
・少彦名命(医薬、豊穣、健康など多様)
・菅原道真公(学問の神)
・応神天皇(勝運の神)
この少彦名命は、大国主命が国造りをする際に、大国主命を助ける為に来訪したらしいです。
さらにはあの一寸法師のモデルなんだとか。
全然知らなかったです〜。

本殿。

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噂の狛ねずみは、本殿右横にある「大国社」にいます。

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大国社は大豊神社の末社で、祭神は大国主命です。
狛ねずみの起源は、大国主命をねずみが助けたという伝説からだそう。
大国主命の使者ということから「狛ねずみ」が置かれているんですね。

では、噂の狛ねずみの登場です‼︎
《巻物を持っているねずみ》学業成就

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《玉を持っているねずみ》無病息災・縁結び・子授け・安産・子孫繁栄

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癒されます…( ´ ▽ ` )
こんなに可愛いうえに沢山のご利益も授かれるなんて、
なんて素敵な神社なんでしょう。

この狛ねずみ、実はこんなバージョンもあるんです。

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誰がしたのかはわかりませんが、狛ねずみの耳のところにお花が飾られていてとってもオシャレですね。なんだか、頑張っておめかしをして、私達のことをお出迎えしてくれているかのようです。
狛ねずみさん、ありがとうございます。

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でも実はなんと大豊神社、これだけじゃないんです。
ここからは、ねずみ以外の動物をご紹介していきたいと思います。

大豊神社の末社「日吉社」と「愛宕社」にある動物がこちら。
災難除「日吉社」の狛猿

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京都の鬼門を守るのが、比叡山の麓にある日吉大社です。その日吉大社の神の使いが猿なので、日吉社には猿が置かれているんですね。
また、日吉大社は比叡山延暦寺の守護神とされているそうです。

火難除「愛宕社」狛鳶

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愛宕社は、愛宕信仰に基づき、京都市の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社(防火の神を祀る)から発祥しています。
元来、愛宕神社といえば猪が神の使いとされていますが、愛宕山の天狗が被る鳶帽子から、新たな由縁として狛鳶が置かれているそう。

こんなに沢山の動物に囲まれている神社も珍しいと思います。
他にもまだまだ蛇や狐などの動物たちがいるので、探してみてはいかがでしょうか。

あ、狸さんもいましたか(笑)

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哲学の道は総距離約2km程ありますが、大豊神社はこのちょうど半分位の所に位置しており、銀閣寺や南禅寺、こちらを楽しんでから行ってみるのもいいかもしれないですね。

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またいつか、狛ねずみに会いにいこっと。


ではまた。

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