2023年9月週3末目のアニメ映画興行動向レポート&しんちゃん映画の興行収入特集!作品人気と興行収入は必ずしも一致しない?
9月のアニメ映画興行ウォッチングを一気に攻めて参ります。
2023年9月15日〜9月17日の週末動員数ランキング
首位こそドラマがヒットした『ミステリと言う勿れ』が持っていきましたが、2位には初登場の『映画プリキュアオールスターズF』が見事ランクインです。
5位には2週目にしてランクを落とした『劇場版シティーハンター 天使の涙』。来場者特典は3週目から第2弾が走り出すので、リピーターブーストは翌週からですかね。
プリキュアに対して、一歩出遅れたのが岡田麿里監督最新作の『アリスとテレスのまぼろし工場』。300館規模での上映と大きく出ましたが、やや控えめな勢いでのスタートとなりました。
10週目を迎えた『君たちはどう生きるか』は9位でした。
まだまだ粘ります。
今週はついに圏外に出ちゃいましたが『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜 』は23億円を突破!シリーズ最高興行収入を果たしました。
というわけで、今回は購読者枠でしんちゃんの話。
以上、そんな感ジ。
先週のレポートは以下の通り。
この週末は『ストールンプリンセス』と『ミュータント・タートルズ』の海外アニメ映画組が上映スタートです。
以下、購読者枠では、
祝・映画クレヨンしんちゃん興行収入最高記録更新記念!
クレヨンしんちゃんの映画の興行収入特集です。
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【購読者向け】『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜 』がシリーズ最大のヒット!
というわけで、前述したように『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜 』が映画クレヨンしんちゃんシリーズでも最高の興行収入記録23億円に到達しました。
『STAND BY ME ドラえもん』ほどの爆発的な興行差は生まれませんでしたが、やはり3DCG化するとそれなりの注目を浴びることになるのか、こちらもしっかりシリーズ最大の成績をマークしました。
今回変則的に夏映画になっていることや、コロナによって一旦引いた客足が戻ってきたことなど単純に3DCG化だけが最高記録更新の理由とは断言できない状態ですが、それでも訴求効果があったのは事実でしょう。
一方で、数多く名作を生んできた映画クレヨンしんちゃんシリーズの中で、「この映画が一番でいいの?」と思ってしまうのは、本音を言うとちょっと思ってます。
そもそもしんちゃんシリーズの興行収入って、売上と作品評価が合致しない代表例と言っても過言ではありません。
■歴代しんちゃん映画の興行収入ランキングベスト10
まずはざっとしんちゃん映画の最新興行収入ランキングベスト10を見ていきましょう。
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