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【映画レビュー】可愛いがすぎる王道ファンタジーアニメ映画『シロッコと風の王国』


東京アニメアワード2024で観てきた映画の感想です。

『シロッコと風の王国』のざっくりとした感想

『シロッコと風の王国』を観てきましたよ。

©️Sirocco and the Kingdom of the Winds/2023

シロッコと風の王国
(原題:Sirocco and the Kingdom of the Winds)
制作年:2023年 / 制作国:フランス、ベルギー
75分
監督:ブノワ・シュー

https://animefestival.jp/screen/list/2024feature2/

『Tante Hilda!』『Neige et les arbres magiques』などに共同で監督としてクレジットされてきたブノワ・シュー監督が、単独で長編作品に挑戦。二人の姉妹が「The Kingdom of Air Streams」という本の世界に迷い込み、元の世界に戻るために風の魔術師シロッコを探す──というファンタジー作品です。

アヌシー国際アニメーション映画祭2023では長編部門の観客賞、富川国際アニメーション映画祭2023では特別優秀賞など、最高賞ではないながら数多くの賞を受賞しています。

以前より気になっていたので、鑑賞を楽しみにしていました。

本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと……

秀作。

色彩、造形、デザイン、世界観......どこを取っても洗練された清く純度の高い精製物映画。どこもかしこも可愛いし、逆にここまで透き通った映画は今なかなかないですよ。


作品の詳細やもっと内容に踏み込んだ感想を書いていきます。


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▼東京アニメアワードフェスティバル2023の感想はこちら


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『シロッコと風の王国』とは?

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