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『トイ・ストーリー』と『シュガー・ラッシュ』を足したような映画が存在する!?謎の中国映画『玩偶奇兵』とは。

※この記事は過去にアメーバブログで投稿した記事の再編集版として無料公開としております。
https://ameblo.jp/nejimakikoibumi/entry-12300573027.html

日本未公開の中国アニメ映画『玩偶奇兵』

日本未公開アニメ映画の紹介。
2017年の夏に、中国では『玩偶奇兵』というアニメ映画が公開されました。今回はそれを紹介します。大体1800万元ほどの興収を獲得した、まあ、そんなに高い数字ではない結果を残した作品です。

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ディズニーのお家芸“ハグポスター”が用意されておりまして、内容もピクサーの名作『トイ・ストーリー』的な“おもちゃが動き出す”系のお話です。トラのぬいぐるみが持ち主の女の子を救うために奮闘する物語となっております。


この映画、ただおもちゃが動き出すだけでなくもう一つ大きな特徴がありまして、舞台となる世界がタブレット端末の中(!)という異様な設定となっております。
その証拠にこんなポスターも用意されています。

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なんと、思いっきり「フルーツ忍者」色の強いポスター!


「フルーツ忍者」は、果物を斬りまくるオーストラリア産のゲームです。中国でもヒットした知名度の高いゲームです。

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人気作品に乗っかっただけのポスターでだけの演出なんてことも中国ではよくありますが、『玩偶奇兵』はしっかり映画本編でも「フルーツ忍者」しまくっています。パっと見『トイ・ストーリー』ですが、やってることは『シュガー・ラッシュ』なのが、面白いです。

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中国アニメ映画だけでなく、『絵文字の国のジーン』も端末内の物語ということで「キャンディークラッシュ」を思いっきりフィーチャーしていましたが、登場キャラクターがゲームアプリに入ってしまうような体のタイアップ映画は、モバイルゲーム全盛期を象徴していたのだな、と感じます。

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『玩偶奇兵』自体はそれほどのヒット作でもないので日本には入って来ないような気はしていましたが、やはり2020年まで待ってみてもディスクスルーはなし。

世界はまだまだ日本の知らないアニメ映画がいっぱいです。

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