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実は日本版と中国版が存在した!『映画しまじろう「しまじろうとそらとぶふね」』の感想

少し出遅れましたが、見てきましたよ!

『映画しまじろう「しまじろうとそらとぶふね」』のざっくり感想

すでに朝一の回しかなかったのですが、TOHOシネマズ梅田さんに3度目の週末の土曜日の回に観に行ったのですが、まぁまぁ家族づれで賑わうスクリーンで『映画しまじろう「しまじろうとそらとぶふね」』を観てきましたよ。

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映画しまじろう しまじろうとそらとぶふね
制作年:2019年 / 制作国:日本・中国
監督:河村友宏

しまじろうの劇場版シリーズ第8弾。フル3DCGアニメ&中国との合作という新たな試みの一本となっており、アニメーション制作には、白組の他、中国の上海合源文化伝媒有限公司が名を連ねています。

本来は2020年に公開予定だったのですが、延期により約1年越しの上映となりました。

監督は『GAMBA ガンバと仲間たち』の河村友宏監督です。

本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと、

K・U・F・U 
KUFUに富んだ佳作!


といった作品。

大人の見応えにまで適うかと言えばそうでもないし、ストーリーの深みなどはそこまでなのですが、演出の工夫ことKUFU(from RHYMESTER)が随所に組み込まれていて、とても良い鑑賞体験が得られました。

特に、昨今は劇場でのより厳粛な声出しNGの状況下にありながら、手拍子や身体を傾けさせたりといった方法でこれまで同様の参加型の上映形式を実現できているのが見事。私の観に行った上映回のキッズ達のテンションも高く、ライブ会場(違う)はまさに大盛り上がり。週末を狙って観に行って正解でした。

今作は2019年には中国で上映済みなのですが、しっかり新型コロナ以降の日本公開用に演出の改変がされていますね。

スクリーンショット 2021-03-27 15.12.27

船を飛ばすシーンでメガホン(かつては恒例だった来場者特典)が一瞬映りますが、中国公開時には普通に配られていたようで、そちらでは冒頭で組み立ての説明が挟まれたりしたようです。

本来は日本でもメガホンの配布を予定していたようですが、演出の変更に伴い中止になってしまったみたいですね。

どういったところが違うのか、ネタバレ含めて詳しく紹介していきます。

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