2023年11月2週末目のアニメ映画興行動向レポート&異色か必然か......アニメ映画と実写映画のコラボPR状況2023!
なかなか追いつけていないですが頑張って年内中にリアルタイムの週報に戻りたいと思います。2023年11月の2週目のアニメ映画興行ウォッチングをして参ります。
2023年11月10日〜11月12日の週末動員数ランキング
首位は今週も山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』。
もしかしたらアニメ映画かもしれない。
残念ながら初登場の『マーベルズ』はゴジラの成績に敵いませんでした。
アニメ映画はTOP3を譲って、4位にすみっコぐらしの劇場版第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』がランクイン。
2週目の来場者特典は全5種ランダムの社員証風カードでした。
3位にはアンコール上映の『ONE PIECE FILM RED』。
二度目のフィナーレを迎える3週目の来場者特典には、原作者の尾田栄一郎先生の新規描きおろしイラストを使ったメモリアルアクリルスタンド。
最終的な興行成績は203.3億円に到達。
『ハリーポッターと賢者の石』の203億、『もののけ姫』の201.8億を超えて日本の歴代興行収入6位にランクインしました。
そして8位はこちらもリバイバル上映。
『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ』。
来場者特典にはスターリッシュツアーズステッカー(全7種)が配布されました。
9位には『銀魂オンシアター2Dバラガキ篇』。
こちらは『銀魂』のTVアニメシリーズのバラガキ篇を再編集して公開した作品。すでに原作もアニメシリーズも完結していながらもしっかり興行できているところが流石です。
ちなみに来場者特典の第1弾は、「バラガキ篇」エピソード内で登場するバスケ衣装を再現したキーホルダー。『THE FIRST SLAM DUNK』のヒットを思い起こさせる特典でジャンプのヒットタイトルに乗っかるパターンが今作でも健在です。
そんな銀魂にあと一歩及ばなかったのが、CloverWorksのオリジナルアニメ映画『駒田蒸留所へようこそ』。
ギリギリの初登場10位スタートとなりました。
良い映画ではあるものの、やはり映画オリジナル作品となると訴求力で負けてしまう感じですかね。
以上、そんな感ジ。
先週のレポートはこちら。
この週末は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償 HDリマスター』が上映スタートです。
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なんぞこれ!旬は実写映画とのコラボ展開!
果たして効果はあるのか問題。
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アニメーション映画に限らず映画のマーケティングでは、たまに行われる他の“映画”とのコラボレーションマーケティング。
ちょうど直近の新作アニメーション映画でも活用されていたのですが、その異色のコラボ模様にぜひ注目いただきたい。
アニメーション映画×実写映画コラボ
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