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全然ガンダムビギナーでも楽しめるポテンシャルあり!?『閃光のハサウェイ』の感想
「ガンダムのこと、全然知らない.....。」
なんて人には全然届かない話題なのかもしれないのですが、2021年6月11日に『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』が上映をスタートしました。
何度も上映延期を経てきており、ファンにとってはやっとの上映となった映画なのですが、むしろガンダムを全然知らないという人が体験する一本目としても面白い映画じゃないかと思うのです。
というわけで『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』を観てきました。
『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』のざっくりとした感想
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
製作年:2021年 / 製作国:日本
監督:村瀬修功
「機動戦士ガンダム」シリーズの新たな宇宙世紀を紡ぐプロジェクト『NexT0100』プロジェクトの一環として『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のその後を描いた作品。
ガンダムは人並み以上、詳しい人以下ぐらいのコミックボンボン読者だったから.....ぐらいの按配でしか知らないので、楽しめるか若干不安だったのですが、観てきた感想をざっくり一言で言うと
佳作。
ガンダムのこと、あまり詳しいわけではないのですが、ちゃんと楽しめました。宇宙でドンパチやる映画かと思いきや、思いの外、人間ドラマを描くパート多めで、市街地でMSの足元を逃げ惑う体験は臨場感があって必見です
なんなら肝心のドンパチ場面の方がアガらなかったかも.....と言うバランスでした。
そもそも『閃光のハサウェイ』とは?
この映画の原作となっている『閃光のハサウェイ』が『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の続きだとは聞いていましたが、原作自体は結構前に出版されたものだと聞いてびっくり。
元は、富野由悠季さんが直々に手がけた小説で第1巻が1989年に刊行。1990年の3巻目までの80年代末に生まれた作品だと知りびっくり。30年越しの映像化だったようです。
ちなみに今回の映画化もガンダム40周年記念企画の一環。
本当は、2020年公開の予定だったようですが、例によって延期を受けて、アニバーサリーイヤーから1年ずれての公開だったわけですね。
ガンダムビギナーもいける?
ガンダムの生みの親でもある富野さんが原作だったりと、シリーズ1作目から続く宇宙世紀(U.C.)100年以降の歴史を終わりまで描くという「UC NexT0100」プロジェクトの一環でもあったりとコアなガンダム作品という感じではあるのですが、『閃光のハサウェイ』自体はそこまでコアな作品という感じではないのがちょっと不思議。
ある秘密を抱えた青年ハサウェイが、謎の少女ギギや連邦軍大佐のケネスと出会うという物語だけを切り取って受け取れるので、マフィティという反政府運動している人たちがいるよーってことぐらいを知っていれば意外と楽しめる作品じゃないかと思いました。
もちろん、
ブライトって誰なの?とか、
連邦ってなに?とか、
あの時に流れる声は誰なの?ってところがわかればもっと楽しいことは間違い無いのですが、そういった知識がなくても、ある反政府の青年の物語であることさえわかっていれば最低限、映画として楽しめると思います。
ちなみに公式サイトで宇宙世紀年表がPDFで配信中。
ざっくりでもいいので知りたい人はオススメですよ。
もっと詳しい感想を書いていきます。
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