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【映画レビュー】壮絶すぎて面白がりきれないけど面白いド傑作!『The Crossing』の感想とフローランス監督のトークレポ

ひろしまアニメーションシーズン2022の鑑賞作品です。

『The Crossing』のざっくりとした感想

『The Crossing』をひろしまアニメーションシーズンの会場で観てきました。

The Crossing(原題:La Traversée)
製作年:2020年 / 製作国:ドイツ、フランス、チェコ共和国
監督:フローランス・ミアイユ

昨年アヌシー長編コンペティションにもノミネートを果たし、今夏にはSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で上映・配信が実施されたばかりの映画。本作のフローランス・ミアイユ監督が、今年のひろしまアニメーションシーズン2022に審査員として参加していることに合わせて、上映が果たされました。

村の襲撃を受けた、2人の兄弟が家族と離ればなれになり、追っ手から逃れようとする姿を描いた映画です。絵画のようなタッチが特徴的な一本です。

本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと……

ホンッッッットにちゃんとした傑作映画!

とっつき辛そうなルックに反して、ものすごく見やすいエンターテイメント作。深刻だけども暗くなりすぎず、楽しんでしまう自分に罪悪感を感じるほどに面白いです。
これ、すごいですよホント!

ざっくりではなくもっと内容に踏み込んだ詳しい感想と、今回のひろしまアニメーションシーズンでフローランス監督のトーク企画もあったのでそのレポートも。


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