見出し画像

仕事納め#2022。

PCの前に座る時間がまともに作れないので最近はひたすら「Adobe Express」にお世話になってますが、やっぱり使えるフォントが限られて不便、、、このフォントはかわいいのに常用漢字の「納」が入ってなかったです。「仕事」は出るから基準がよくわからない、、、一日1時間でいいからPCを開く時間を作りたい。とりあえず1月の抱負です。

冒頭文句から入りましたが、今年納品した最後の動画が無事リリースされました。約半年前に動画師として復帰して、納品した動画は10本。本来であれば全部リンクを貼りたいくらいですが、なんのために身バレ防止に気をつけてるのかわからなくなるので我慢です。

動画師として復帰するまで。

動画師として精力的に活動してた時期は、年間50本の動画を納めてました。今考えると保育園に入れればよかったのでは…?という話もあるのですが、保育園より幼稚園保育を希望してた私達にはその選択肢はなく、娘を寝かしつけたあと毎晩朝方まで仕事をし、3〜4時間睡眠でまた育児をし。結果として常に睡眠不足とメールの返信に追われて、娘には大分さみしい思いをさせていました。その上結局自分も過労で倒れました。

一旦仕事を全て辞め、娘と一緒に過ごす時間に充てました。今までのように自由に使えるお金はなくなったけれど、自転車で行ける距離の児童館に足を伸ばしたり、水族館の年パスを安く買ったり、お弁当を持って広めの公園に出かけたり。それはそれで充実した生活を送っていました…娘が一人だったら。

しばらくして妊娠が発覚し、頼みの綱の自転車も使えなくなり、第一子供が二人いるんだと今までの生活費じゃ厳しい、ということになりました。ちょうど同じタイミングで、やはりどうしても私に動画を頼みたいので復帰してもらえないか、という大変ありがたい打診が旦那くんの元に届いたこともあって、ゆるゆると動画師として復帰することになりました。
久しぶりに作る動画の楽しかったこと。クオリティやスキルとしては置いといて(置くな)何本作っても楽しい、と思える仕事に出会えたことはとても幸運なことだと思っています。

納品ペースと制作ルール。

私が窓口になると仕事を取りまくって(だってどの案件も聞いたらやりたくなっちゃうんだもの!)前回の二の舞になるので、以下のルールを立てました。

●屋号を作り、二人の会社という立ち位置にすること(結局忙しくて法人化進んでない今日この頃)
●受付窓口は旦那くん。依頼相手は法人、もしくは事務所所属のみ。基本営業はかけない(内部ディレクションも最初旦那くんだったけど、管理が雑多になるので交代しました)
●制作は旦那くんが子供の面倒を見れる土日のみ。平日はメールチェックや素材の管理、繁忙期の+αとし、MAX2時までには終わらせる。

納品ペースに関してはかなりゆったりしてました。名義変更をして復帰しても以前のお客様が復活しないのでまず仕事がないのもそうですが、毎週土日仕事にならないように心がけました。一本納品したら、その次の週は家族で過ごせる一日を作る。まあ、依頼が重なっちゃったタイミングとかだとそう上手くはいかないんですけど、、、

来年は上の娘も幼稚園に入りますし、もう少し納品ペースを上げたいとは思っています。しかし再来年下の娘が1歳超えたら話は元に戻るけどどうすんねん、てこともあるのでまたまだいろいろ思案中です。その頃には法人化してもう少し保育園に入れる実績を稼げたらいいなとは思うのですが、そう思ってはや半年、、、来年こそは強い心を持って法人化します!(今年じゃないんか)

男女平等になりつつあるといえど、こういう悩みに頭を抱えるのは基本ワーママなんですよね。男親は悩まないよね。羨ましい。

2023年、動画師業の抱負。

抱負というか目標レベルですけど。ある程度残しておかないと来年も忙しさにかまけてなあなあになっちゃうのでここで記させてください。

◯年間30本納品。
◯3Dモデリングの技術を磨く。
◯イラストレーターさんとの繋がりを作る。
◯フェスやコンペなどに積極的に出品。

◯年間30本納品。

今のゆるゆるペースでも半年で10本だったので、1.5倍速で働きたいなと。つまり、働く時間を伸ばすわけではなく、速度を上げていきたいです。一番時間がかかるのは、制作すること自体よりも脳内イメージを作ること。そのためにはインプットを増やさないと引き出しも増えないジレンマですが、日々娘達と過ごす時間の中から上手に吸収しながらそれを仕事に活かしていく。口で言うのは簡単なんですけどねえ…頑張ります。

◯3Dモデリングの技術を磨く。

上の娘が幼稚園に入ったら、下の娘のお昼寝タイムを上手に利用して毎日1時間くらいは時間の余裕がはあるはずです。依頼がない時期でもダラダラせず、自分の技術を磨く時間に充てていきたい。建造物以外にも、もっと描写の細かい3Dを作れるようになれば、イラストを描けなくてもオリジナルの動画が作れるようになります。依頼の幅も増えるし、世界も広がる。ともかく一緒に昼寝しないことが課題です。

◯イラストレーターさんとの繋がり。

お客様よりある意味大きかった損失が、イラストレーターさんでした。私の仕事の場合、もちろん素材持ち込みでご依頼頂くことが主ですが、素材発注込みでご依頼頂くこともままあります。スケジュールや予算みあいで依頼できるイラストレーターさんが変わるのですが、イラストレーターさん側も新規依頼はリスクがあるので、人気の方には断られる可能性も高い。逆にリピーターとして信頼関係を構築できれば、今後お願いするにあたって大きな武器となります。
ということで動画のイラスト描いてくれる方は常時大募集してますのでぜひDMください(身バレ怖い話はどこいった)

◯フェスやコンペ企画への参加。

他の動画師さんの作品と並んで、自分の作品を見てもらうこと。もちろん選ばれれば大きな実績になります。直接お仕事ではないけれど、将来的な投資です。私は作るのスキだけど、デザイン力ばかり重視した作品で自分の技術力は自信がないままやってきました。そのため他の動画師さんの作品と並べられるのがこわく、こういった競争メインになってくる企画は避けてきました。
でも、営業かけてないからこそ、これからは作品の宣伝やイラストレーターさんとの繋がりを見出すためにはこういった企画への参加も必要です。結果はどうあれ(早々に諦めるでない)
きちんと技術力を磨いてひとつでいいからこういった企画に参加すること。

諦めるを学べ。来年の私へ。

私はとても欲張りで、娘たちとの時間も欲しい、仕事もバリバリこなしたい、できる範囲でおしゃれしたり、生活を整える時間も怠りたくない。全てを願っても絶対に無理です。
全部を諦めなくていいけれど、今日はやらない、もしくはこれをやらない。ひとつひとつ取捨選択をしてください。あなたが一番後悔するのは娘たちの時間を削ること。あと安易にやりがちだけど絶対やってはいけないのが睡眠時間を削ること。このふたつをやらなければ、あとはリカバリーできます。

諦めるを学べ。

これが一番大切な目標かも。
来年もいい年にしようね。

願わくば来年もこの時期に同じような記事を書いてますように。間違ってもこの時期に〆切に追われてませんように。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,380件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?