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グッドミュージックな映画(クリスマス編)

ライター:かずきだよし

どうも。寒いですね。
突然ですが音楽良さげな映画をご紹介できればと。
ミーハーチョイスですのでお手柔らかに。
季節的にそろそろ山下達郎とマライア無双のクリスマスをテーマに。

あくまで音楽良さげな映画であって作品としておもしろい保証はありません。あしからず。

ネタバレなきよう気をつけます。

あと意外とサブスクにないサントラが多いことに気づきました。CD買ってください!

・ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(The Night Before)

いわゆるブロマンス映画。おっさんずラブまではいかないまでも、男たちのイチャイチャな友情を描いたジャンル。主演はインディ系からもメジャーからも熱い支持のJoseph Gordon-Levitt、MCUのファルコン役でお馴染みAnthony MackieとおれたちのSeth Rogen。
マイリーサイラスが本人役で出演して歌まで披露したり。
Kanyeの曲やRUN DMCのクリスマスの曲とかで遊ぶシーン最&高。
ストーリーはいつものセスローゲンの映画。薬と酒とパーティーと恋と男の友情。
でもおもしろ!

・最高の贈りもの(The Best Man Holiday)

1999年の映画「The Best Man」の続編。前作は日本未公開、DVD化もされてないなかで、なぜか日本で商品化されてしまったブラックムービー。なので当然前作観れてないうえでの鑑賞。
「アイアンマン」の1だけローズ大佐を演じたり「Empire」もどハマりのTerrence Howard、「アナコンダ2」やら「Boyz In Da Hood」などどこかで見たことあるはずMorris Chestnut、「レント」のTaye Diggsらが出演。
サントラはMario、Ne-Yo、名前を呼んではいけないR様、メアリー姐さんなど豪華アーティストのクリスマスソングのコンピ的作品。
注目すべきは主要男性陣4人がリップシンクダンスを披露するNew Edition「Can You Stand the Rain」。マジでカッコいい。超絶ダンス上手いとかではないけど大人の男の色気がダダ漏れてます。
そしてこの映画で1番ハレルヤなシーンでのMarsha AmbroseとAnthony Hamiltonによる「As」。本人たちも出演して歌唱シーンがある謎の演出だけど涙腺に攻め込む1曲。この曲のためにサントラ買って損なし。

・ラブアクチュアリー(Love Actually)

クリスマスど定番。一応外しちゃダメなやつ。
監督のRichard Curtisはそのフィルモグラフィから一目瞭然なとおり音楽を俄然に大切にする人。
残念ながら監督は引退してしまったけど、今年公開されたDanny Boyle監督作「イエスタデイ」の脚本を書いたりとまだまだこれからも楽しませてくれるはず。

何度も再発されてるサントラは粒ぞろい。イギリス人青年がアメリカ行くところでThe Callingの名曲流れたり、ヒュー様がGirls Aroudで踊り狂う名シーンとかラストの神のみぞ知るなどなど適材適所。
白眉なのは個人的世界一美女Keira Knightleyと今やアカデミーノミネート俳優Chiwetel Ejioforの結婚式でのAll you need is loveのカバー。歌っているのはあまりにも早逝だったUKのネオSoulシンガーLynden David Hall。存命なら間違いなくビッグネームになってた人だと思います。世に溢れるこの曲のカバーの中でも暖かみは断トツだと思います。
love actually is all aroundでありGod only knows what I'd be without you.
けっこう真理だと思ってます。

・クリスマスに降る雪は(Let it snow)

Netflixオリジナル映画。ヤングアダルト版ラブアクチュアリー的な。
「DOPE」のShameik Moore、「ボーダーライン2」でデルトロと逃げてたIsabela Moner、「レディバード」でイケてる同級生だったOdeya Rush、トムホ版「スパイダーマン」の"イスの男"ネッド役のJacob Batalonなどなど注目若手集結映画。
音楽はMark RonsonとLykkie Liの曲、Washed Out、Tuxedo、Run the Jewels、The Chemical BrothersからThe Clash、The Rolling Stonesまで老若男女全方位カバーの気合い!曲のチョイスも絶妙です。
映画のクオリティは所謂ネトフリオリジナルな感じ。普通に観る分には楽しいやつ!

・番外編「X'smap〜虎とライオンと五人の男〜」

「告白」「嫌われ松子の一生」などでおなじみの日本で監督の名前だけで客が呼べる鬼才・中島哲也が演出したスペシャルドラマ。雰囲気でいうと監督の「パコと魔法の絵本」に1番近い。SMAPの5人に加えて、タモリ、唐沢寿明、阿部寛、寺尾聰、松下奈緒、阿部サダヲら本気のキャスト。でも主役はまだ幼い本郷奏多と弟。
エンディング曲は菅野よう子作曲による「Song of X'smap」。作曲:エリッククラプトン、日本語詩:竹内まりやといういくらかかったかわからないシングル「友だちへ〜Say what you will〜」のカップリング。
SMAPの冬歌のなかで個人的にはぶっちぎり1番の名曲。
CD収録版とは違うスローなバージョンも本編では聴けます!
今回1番オススメのやつ。中島作品なのでちらりと毒気もあります。

これから公開
・ラストクリスマス(Last Christmas)

皆さまご存知、織田裕二でもなくEXILEでもなくWham!の代表的なあれをモチーフ?下敷き?にした新作ラブロマンス。主演はGOTのEmilia Clarkeとクレイジーリッチで一躍スターになったHenry Golding。監督の前作「シンプルフェイバー」に続いての抜擢。監督は「ブライズメイド」やリメイク版「ゴーストバスターズ」、ジェイソンステイサムの無駄遣いな「スパイ」のPaul Feig。コメディ畑の人なのに、なぜか彼の監督作は日本でもほとんど劇場公開されてる不思議。配給元グッジョブ!
サントラはまさにWham!とGeorge Michaelのベスト盤。しかもワムびっくりの未発表新曲まで収録。
サントラ一周聴いた結果、Wham!ってワクワクと同時に切なくもさせる稀有なアーティストであることを再認識。
新たなクリスマス定番の誕生なるか。
ちなみにLast Christmasがリリースされてから35周年らしいっす。



なにかを忘れてる気がずっとしてるんですが以上です。最近物事を思い出せなくなってきました。
誤字あったらごめんなさい。

寒くて外に出たくないそこのあなた、映画良いですよ。それでは、またの機会に。

さよなら。さよなら。さよなら。

#映画 #音楽 #クリスマス

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