見出し画像

今の時期にご利益のある料理をご紹介【農園からのおたより vol.9】

こんにちは。
おたよりを担当している小林です。

大寒に入りましたね。凍てつくような寒さの日が増えました。
外を歩いていると、風の冷たさが痛いくらいです。

今回は、そんな大寒に縁起が良いとされる食べ物と、厳しい寒さに耐えている野菜たち、そしてハウスでぐんぐん成長しているトマトの様子を紹介していきたいと思います。

健康運と金運にご利益のある大寒卵

毎年1月20日~2月3日ごろは、二十四節気のひとつである大寒です。一年で最も寒い時期。その中でも「大寒の日」である1月20日に産まれた卵は「大寒卵」と呼ばれ、食べると縁起が良いと言われます。子供であれば体が丈夫になり、大人であれば金運が上がるそうです。大寒卵は特に決まった食べ方はありません。

ですので、今回は卵とトマトを使った中華炒めの作り方を紹介したいと思います♪

まず、切ったトマトをフライパンで軽く炒めます。オイスターソースで味をつけたら、いったんお皿にとりあげます。空いたフライパンに、ごま油をひき、中華スープのもとで味をつけた溶き卵を流し込みます。そこに先ほどのトマトも入れて、優しく混ぜます。卵に火が通り、半熟の状態になったら完成です。

画像1

加熱することでトマトの甘みと旨味が増して、美味しいです。農園のトマトが収穫できるようになったら、農園のトマトを使って卵の中華炒めを作ってみたいですね。

ちなみに、大寒卵は手に入らないことも多いみたいですが、大寒卵でなくても、1月5日~2月2日の「寒」の時期に産まれた「寒卵」も栄養価が高く、滋養があると言われます。

厳しい寒さは続きますが、卵とお野菜を食べて、元気にお過ごしくださいませ。

畑では野菜が厳しい寒さに耐えています

さて、寒の時期。畑では文字通り、凍り付くような寒さとなっています。マイナス6度を記録することもあり、なんと、つららができました。

つらら

寒さにあたると野菜は甘くなると言いますよね。写真はカブとほうれん草です。カブやほうれん草といった寒さに強い野菜たちは、気温が低くなると、凍らないために、細胞内の糖分濃度を高くします。この寒さのため、野菜たちも成長が遅くなっていますが、その代わり甘さが増しているのかなと思うと収穫が楽しみです。

かぶ

ほうれん草

カブやほうれん草はこの寒さで成長が遅れていますが、紅菜苔(コウサイタイ)は花が咲き始めました。紅菜苔は中国原産の野菜で、菜の花のように、若い茎や葉、そして花が食べられます。菜の花と比べると苦みやクセは少なく、食べやすいのが特徴です。炒めたり、揚げたり、和えたり、いろんな食べ方を楽しめます。

こうさいたい

ハウスではトマトの管理に手を抜けません

外は寒いですが、トマトは温かいハウスの中で太陽の光をたくさん浴びて、ぐんぐん成長しています。美味しいトマトを作るため、今は管理に手を抜けません。

とまと2

適切な肥料の濃度や、水分の量は、日射量によって変わります。そのため、日射センサーで日射量を測りながら、日々、肥料の濃度や水分量を調整しています。

また、トマトの葉や茎の付け根から生えてくる枝(わき芽)を、取り除く作業も必要です。わき芽を放っておくとどんどん成長して、主枝の栄養を奪ってしまうからです。わき芽を適切に取り除くことで、栄養を主枝に集中させることができます。

さらに、日光の強さによって必要な葉の枚数も違ってきます。美味しいトマトを育てるためには、こういったこまめな管理が欠かせません。

作業台

そのトマトを育てている隣に、作業台ができました!収穫したトマトを、すぐにパッキングできるようになっています。枝の上で完熟させたトマトを、採れたての状態でお届けしたいと思っています。

農園の様子はインスタグラムでも投稿しています。良ければ覗いてみて下さい♪

https://www.instagram.com/neighborsfarm/

最後までご覧いただきありがとうございます。

農園では、トマトや野菜たちが春の収穫に向けて美味しさを蓄えています。まだまだ、寒い日は続きますが、皆様も旬の食材で栄養を摂り、体力や活力を蓄えて健やかにお過ごしくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?