母親の人生

GWに妹夫婦が実家に帰るから帰ってきたらと母親から打診があり、そのことで電話したいと。いや、LINEでいいし。仕事なかったら電話する、と言って結局仕事で遅くなったのに、眠れないと待ってて(おもっ)深夜に30分も父親の愚痴から何から聞かされた…

母親の人生は、自分のことしか考えない、便りにならない父親のことをずっと追いかけ続けて満たされなくて、その不満を自分の中に溜め、私に吐き出せる時はめちゃくちゃ吐き出す…そんな人生だ。

 他人は変えられない、あてにならない、変えようとしても自分が疲れるだけなのに、そのせいで自分の楽しい人生を犠牲にしているということに気付かない。ずっと自分は正しくて父親が悪くて、でもそのどうしようもない父親を支え続けている自分に無駄に酔っている。

そういう生き方がとても嫌いな上に、その不満を関係ない私に子供の時からずっと背負わせてきたことが本当に腹立たしい。

そのせいで私は結婚は人生の墓場だと思っていたし、母親になりたくないと思ったし、誰かとともに生きていくことがうまくできない。

ただ、私も他人のせいにしてつまらない人生を送りたくないから、母親と距離を置いた。母親の愚痴を聞かないことで母親を責める気持ちも封印し、その代わり自分の心と体にどうしたいか聞き、自分で決め、自分で責任を負うようにして生きてきた。

 母親とほとんど話さなくなって、というか、厳密に言うと彼女の愚痴を延々聞く機会を作らなくなってもう5年以上かな?相手はこうやってちょっとの隙を狙ってまた私を愚痴の捌け口に利用しようとする。

 スマホをスピーカーにしてほとんど相づちも打たずに聞き流して心を乱されないようにしてるけど、まあ延々30分、愚痴ること。深夜だったから30分で済んだけど。そんなことしたら会いたくない、話したくないと思われることも、わかんないんだよね。自分の機嫌は自分で取らなきゃね。私にとってここはそのための場。誰にも読まれなくても反応されなくても、ただ吐き出して、自分のなかから運び出す場所。

もうこんな時間じゃん。やろうと思ってたことできんかったー。寝よ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?