【徳島スタディートリップ記録④🚮念願のゼロ・ウェイストセンターへ】
こんにちは。
セミが鳴き始めそうな初夏の雰囲気が漂ってますが、
まだ梅雨にも入っていませんでしたね。
いかがお過ごしですか?
先月徳島へ旅行に行ってからもうすぐ1ヶ月。
本当はこの旅記録を数日でパパパッと書きたかったのですが、そんな気力も文才もなく、、。
ダラダラと書いては消し書いては消しの繰り返しで、まとまった文が書けているかは大いに疑問ですが、少しでも読んでいただければ幸いです。
今回は旅のメインであった「ゼロ・ウェイストセンター」について。
近年色んな雑誌でSDGs特集が組まれていたりしますが、その中でもここはよく掲載されているので知っている方も多いかもしれません。
徳島県・上勝町は町全体で「ゼロ・ウェイスト宣言」を出していますが、その活動の中でも特に重要な役割を担っているのがここ、ゼロウェイストセンターです。
赤い屋根の建物がぐるっと湾曲して建っているのですが、上から見るとなんと「?」マークの形に。
そんな「?」には次の意味が込められています。
一見するとどれも単純な質問のようですが、考えれば考えるほど日常生活がどれほどのモノで溢れているか、
そしてそれらはどれほどの価値があるのかと、より多くの「疑問符」が湧いてきます。
本当はそれぞれの質問に対して私なりの見解とかを述べたいところですが、そうするとこの旅記録を一生書き終えることができなそうなので割愛。
早速、建物をご紹介していきたいと思います。
このゼロ・ウェイストセンターは、幾つかのスペースに分かれているのですが、建物の主要部分は町民の方が利用するゴミステーションエリアです。
驚くことにこの町ではごみ収集車が走ったことがありません。
というのも、町民の方は「必ず」このごみステーションに来てゴミを分別するから。
都心など人口の多い町では考えられないことかもしれないですが、各々自分の出したごみを分別をすることで、ごみに対する責任を持つことができる気がします。
町民の方は現在このごみステーションでなんと45種類の分別を行っているんだとか。
そこまで!?と思うかもしれませんが、プラスチックマークの有無でも分別が違うんです。
今回ゴミステーションのツアーに参加することができたので、分別の仕方等については次回の記事で写真と一緒に紹介したいと思います。
道路から見て正面にある「?」のちょうど真ん中部分には、受付があります。
中に入ると瓶ビールケースを再利用して作られたカウンターがあり、その周りには食器や雑貨がずらっと並んでいました。
後のツアーで教えていただきましたが、ここは『くるくるショップ』と言って、町民の方が「不要だけどまだ使えるもの」を持ち込み、欲しい人は無料で持ち帰れるというシステムだそう。
素敵なものが沢山あって、「これが全部無料!?」と思うとびっくりしますが、なんとなく持ち帰る人への責任感も試されている気がします。
誰かが愛着を持って使っていたものを無料で受け取るって、自分でお金を出して買うより大きいものを背負ってると思うのは私だけでしょうか。
(本来は金銭のやり取りの有無関係なく同じ分の価値や責任があるはずだけれど)
ちなみに受け取る時は、台帳に名前と重さを記録します。
そしてカウンターには前の月(訪問当時2022年3月)にレスキューされた重さが分かるようになっています。
誰かにとっては不要なもの(=ごみになるもの)が誰かにとっては必要なものになるってとても素敵な循環ですよね。
そしてこのエリアを挟んで向かいには交流ホールといった広いスペースや、奥にはシェアオフィスがあります。
交流ホールには地球環境などに関する書籍や絵本がずらっと。
以上が「?」マークの上の部分。
そして下の点部分は何かというと、まあるい形のホテルになっています!
後日ホテルについてもご紹介しますが、木の温もりが感じられるとっても居心地の良い空間でした。
私の拙い文や写真だけでは伝えきれてない部分ばかりですが、少しでもこのゼロ・ウェイストセンターの魅力を伝えられたでしょうか?
同じ国なのにこんなにもごみに対する意識が違うのかとびっくりの連続でした。
私自身、体がもうひとつあったら今すぐにでも上勝に移り住みたい気分。
次回はごみステーションについてより詳しくお届けしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました😊
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