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~とたわむれる器

人に秘められた力があるように、器にも意外な力があるかもしれません。
夜な夜な酒と戯れている私のファンタジーかもしれませんが、
何かとたわむれる器は微笑みをくれる気がします。



器はわたし大藏達雄の漆器作品です。(イチョウ皿は除く)                
「骨 董 と」では、黒の長板(擎子ケイシ)に古い皿を乗せています。
「ミニカーと」では、金彩の皿にミニカーを乗せています。
「稲穂と」では、水鏡にした皿ですが、器にはピントが合わずぼやけ気味。
「光と」では、金彩の長板(擎子ケイシ)と小ぶりの黒いお椀です。





骨 董 と




倉から出てきたイチョウ葉を模した小皿を、気に入っています。
小皿の時を経てきた重みを受け止めようと、長板は踏ん張っているよう。

「いやぁ、それより生きた化石の銀杏の重みが、半端なくすごいっス!」
と、長板はぼやいているかもしれません。




ミニカー と





いつでもミニカーを握っている孫は、トミカをたくさん持っています。
片づけないので、うっかり踏んづけそうになり困まりもの。

けれど、ステージを用意すればなかなかカッコいい。
おもちゃから、ちょっと次元上昇したようです。





稲 穂 と




お皿を水鏡にして、稲穂を映してみました。
実る姿に収穫の秋ですね。
瑞穂の国に生まれ、しみじみ良かったと思います。

新米!新米!心躍ります。(おかずは何がいいだろう…)




光 と




ほの暗いと、かえって光を感じるようです。
ゆっくり眺めてみましょう。
周りの光と影まで捉えようとするとき、
不思議に心が静まっていくような気がします。





感 想

写真を撮っているとカメラ操作を誤りアワ食ったり…
それも含めていい気分転換になります。


良ければこちらもご覧ください。



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