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世の中はマリオカート

はじめに

時刻は11時37分、久しぶりにノートを書いてみようと思ったが何を書いていこうか?テーマが思い付かないので一旦思いつくままの言葉を入力している。候補としては、読んだ本の感想文と言う位置づけで、ラフな本のまとめをしようかなと思ったが、どうもそのような気分にもなれない。時間が時間なので、文章まとめるといった脳の負荷の高い作業この時間に行うのはなかなか辛い。なので、今月は何やったのかなあと言うところを思い出しつつ、備忘録として記録しようと思う。

今月読んだ本

まず読書だが、7冊ぐらい読んだと思う。

- 直感と論理をつなぐつなぐ思考法
- アナロジー思考
- ハウ・トウ・アートシンキング
- アート思考
- 問いのデザイン
- データ視覚化のデザイン
- データ分析のための数理モデル入門

こうしてみると、〇〇思考といった本をたくさん読みたがる傾向にあるように思える。また、〇〇のデザインといったタイトルのほうも好き好んでよく読んでいるようにも思える。あと、データ〇〇系だろう。そう考えると自分が好き好んでよく読むような本と言うものはやはり偏りが大きいように感じる。まぁ仕事で使うから、なるべく直接的な行動に落とし込みやすいものを選ぶと必然的に仕事柄に関係するようなものとしてバイアスがかかるのだろう。

たまには異なったジャンルの本を読んでみると言うのも1つではあるが、大事なのは、知識として蓄えている事と言うよりかは、具体的な行動に紐付けることができるかだなぁと。もしくは、過去の経験や今ある別の知識とどのようなつながりがあるのかといった、新たな認識を作り出す工程を踏まなければ、新たなジャンルの本を読むと言うことに対して価値を見出せない。これはアナロジー思考を読んでからより強く思うようになったのだが、結局のところ知識として1つの点であると言うよりかは、何かしらの他の概念とどのようなつながりがあるかといったことをより理解し整理していくことが大事なんだろうなと思うところである。

さて、本を読んだは良いけれども具体的にどのようなところがよかったのかなあとかもせっかくなので、アート思考とアナロジー思考の二つだけ思い出してみる。

アート思考

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まずアート思考で言うと、違いこそが価値であり自己起点で、何がしたいかといったところを、もっと表現していっていいのだなと思った。働いていると、世のため人のためと他人意見を重視される傾向があるが、正直なところ、心底他人のために何か成し遂げたいたいと思って仕事できているかと言われると心に違和感が残る。本当にそう思ってできている人がすごく尊敬する一方で、自分は割と自己ベースでどうしたいかとか何がしたいのかとかに左右されることがあり、そういった自分勝手な自分と言うのは良くないんだろうなぁと思っていたところが若干あった。けれど、今回の本を読む中でその自分がどうしたいかといった、自己起点で考えること自体も価値がある行為だと主張されているものを読んで少し安心した。もちろん最終的には誰かのためになる方がより自分のためにもつながると言うところがあるが、動機として自分がどうしたいかといったところから始まる事は別に悪いことではないと言う安心感をもらえたことが、よかった。

アナロジー思考

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自分はゲームやアニメと現実世界との類似点を表現するのが好きだったりするのだが、この類似性を考えることによるメリットがより具体的に言語化されることができた。物事を似ていると言うふうに捉えることによるメリットは主に3つあるとされていて、1つは未知のものを学習するときに過去に似たようなものを想定することによる学習効率性である。2つ目は他者に何かものを伝えるときに、その伝えたい人が理解しやすいような類似情報を活用すると言うものである。最後に3つ目は、何か仮説を立てるときに使えそうというものである。

例えば、世の中はマリオカートと似ているところがあり、それを踏まえて考えると何をしたらいいかが見えてくることもある。例えば、人それぞれが何か成し遂げたい理想に向かってある種のコースを日々走っているわけだが、その中で、知識や他人の力といったキノコのようなアイテムを使うことでゴールにより早くたどり着くことができる。言い換えると、せっかく得た知識を活用しないと言う事はマリオカートで言うと、スターやキノコを持っていながらそれを一生使わずにずっとアクセルを踏み続けるだけでレースを走っていることと同じであると捉えられる。このように考えると、新しく何か知ったことを使っていくことでより早くゴールにたどり着けないかといったことを考えるようなプロセスというのが実はすごく重要なんだなと言うところがマリオカート哲学としてあぶりだせるわけである。

このように、やってきた経験と似ているなと思うことを1つのベースとして何が良いことなのかを仮説立てるのにも使えると言うこと。これがアナロジー思考の良さである。

おわりに

気づいたらそろそろ0時半になろうとしている。2000字位の内容を思い出して記述するのに大体1時間ちかくかかるのものだとわかった。そう考えると10,000事とかの超大作をめちゃくちゃわかりやすく書いているような記事を見ると尊敬しかない。まあ他人と比較しても仕方がないので、あまり完璧を求めずに、その時に思ってる内容をひたすら出してみるっていうところをもう意識しながら、今後も備忘録として残していければいいなと思う。

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