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3-2 ビジネスシーンに不可欠な「交渉力」と「説得力」

こんにちは、事務局の田上です!
第2回のテーマは「交渉力」と「説得力」です。

交渉力は、SMARTで合意へ

誰でも交渉力を身につけられる大切な5ステップ、「SMART」(Situation, Mission, Alternative, Realistic Option, Target)の考え方が解説されました。
相手の論理を理解し、選択肢の幅を広げる建設的な交渉を進めるために、事前の準備がいかに重要かを受講生も理解してくださったようです。


  • 相手の情報が分からない状況で合意するには、相手の情報を聞き出し、WIN-WINを目指す意識が重要だと気づきました。

  • さまざまなステークホルダーの立場に立って考えることで、交渉の幅が広がることを学びました。


説得力を生み出す3要素

説得力は、エトス(信頼性)、ロゴス(論理性)、パトス(感情)の3要素をバランス良く備えることが重要です。

人間にできることは何か?それは、動物全体が身体を使って行うこと以上に、言論を用いて行うことである。

アリストテレス『弁論術』(岩波文庫、1992年)29頁

偏見や欺瞞に陥らず、論理的で洗練されたコミュニケーションによって他人を納得させることは、”sophisticated rhetoric” と言われます。


  • 駆け引きではなく、相手と信頼関係を構築した上で交渉に臨むことで、当事者双方ならびに社会も含めた三方よしの合意に至れるよう努めたい。

  • 仕事、家庭においても常に相手の思惑があり、それを念頭にコミュニケーションする必要があることを意識する。


交渉力、説得力は、ビジネスシーンにおいて日々必要になる非常に重要なスキルですね。模擬交渉などの活発な議論を通じて、体感として学んでいただけたのではないでしょうか。

次回もお楽しみに!





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