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2人目育児で前向きに過ごせている(1)

久し振りに投稿します。
6月に無事に第2子を出産しました。元気な男の子。
出産の記録はメモ程度しか残していなかったので、
ここに書きつつ、2か月の間を振り返ってみようと思います。
まずはお産の記録から。覚えてる範囲でリアルに描くので、観たくない方はUターンしてください。



お産って全然違うのね

予定日1週間前の妊婦健診。

「子宮はだいぶ柔らかくなってるよ~」と先生。
「ちょっと痛いよ」と言いながらいわゆる”内診グリグリ”をされた。
ネット等で「泣くほど痛い」というようなブログを見かけたけど、
私の場合は痛いけどそこまでではない印象。これは初産の時もそんなに辛くなかった。先生がやさしめにやってるのかな?
「次の予約、一応入れとくけど(多分来ることはなく、それより前に産まれてるよ)」というニュアンスで時間も勝手に適当に予約を入れられ、
「これは予定日前に産まれるのか・・・?そんな感じは全くしないけど」
と思いながら診察を終えました。

予定日3日前。

夜の21時過ぎ、上の子を寝かしつけしようとお布団に入り、絵本を読んでいた。
全く何の前触れもなく、ズボンが生温かくなる。
破水だ・・・
慌てて飛び起きて夫に報告、夫はすぐ2階にいる両親に伝えてくれた。
パチンと音がすることもなく、漏れる感覚より、ズボンが濡れた感覚で気づいた。尿漏れと間違える人もいると聞いていたが、尿漏れなんてレベルではなく漏れている。これは絶対破水。すぐ産院に電話し、病院へ向かった。
1人目の時は陣痛スタートだったため、今回もそうだろうと思い込んでいる自分がいた。全然そんなことなかった。
病院へ到着しても、まだ少し漏れてるだけで痛くもなんともないので、スタスタ歩いて入院。助産師さんと雑談できる余裕がある。リトマス紙みたいなので破水かどうか確認。破水ですね、入院です。となった。陣痛がないと手続きも楽だなぁと思った。
この時点では子宮口は1~2センチ。少しグリグリされたため軽い出血があった。
病室へ入り、尿検査。ここまでの妊婦人生で全く引っかかることのなかった尿検査、ここにきて蛋白が±。昨晩、夫が買ってきてくれたケーキを食べたからかしら。。。とふとおもう。

予定日2日前。入院してから2時間後

少しずつ陣痛かな?という生理痛の少し強いバージョンが始まる。
1時間も経たないくらいで、5分おきの陣痛に。間隔が均等になってくる。
この辺でナースコールして伝える。
NSTをして、その後内診で子宮口4~5センチ。
「明け方にはお産になりそうだね」と助産師に言われる。
だが、私は助産師の言葉を信じていなかった。「またまた~」と内心思っていた。
なぜなら、1人目のお産の際、「昼には産まれそうだね。」医者から明け方に伝えられ、その後微弱陣痛になり、「お産はこのままだと翌日になりそう」と話しがひっくりかえった経験があったから。
初産の時、陣痛は痛みももちろんあるけど痛み自体より、「いつまでこの数分おきの痛みが続くのか分からない」という終わりの見えない戦いが辛かった。メンタルの方が辛かった。だから医者だろうが助産師だろうが、「〇〇時くらいに産めそう」という言葉は全く信用していなかった(今となってはごめんなさい)。
ただ、次第に陣痛は強くなる。今回は陣痛というより、腰に来ることが多く、お腹の次は腰、と交互に痛みがくる感じだった。
朝の4:00頃に再度内診。子宮口はなんと9センチ。
「分娩室に移動しましょう。ご主人呼んでください」となる。
このころから少しう〇ちが出そうな、いきみたい間隔も起きてくる。

分娩室へ

分娩室到着後に再度内診すると子宮口全開を確認。
そんなこんなで4:30頃に夫が到着。
全開はコロナ禍で立ち合い不可だったため、夫は今回初の立ち合い。
私はもう2分おきくらいの痛みになっていて、あんまり記憶ないけれど、
夫は初めてで何していいのか分からない感じだったのか
助産師さんに「腰さすってあげましょうか!」と言われていたのを覚えている(笑)
私はおそらくいきむのが下手なタイプ。陣痛がきたタイミングで・・・と言われても思い通りに出来ず、そこから少し時間がかかった。赤ちゃんの心拍も落ちることがあり、酸素マスクをつけられました。夫がいきむたびに外れるマスクを直してくれていた。
5:00過ぎに誕生。
カンガルーケアを大事にしている病院ということもあり、産んだ5秒後くらい(体感)で胸の上に赤ちゃんがやってくる。小さいけど、こんなに大きいのが腹の中にいたのか!とびっくりする。2人目でも不思議な感じ。
2時間は分娩台で安静にしていないといけないので、赤ちゃんの測定を見守りながら、親に連絡したり写真撮影したりして過ごす。
そして、胸の上でおっぱいを吸い始めた赤ちゃん。上の子はそんなことしなかったからびっくり。
2時間後夫が帰り、私は体についた血液を拭いてもらい、さて、車いすに乗って病室へ移動。早速母子同室がスタートする病院ということもあり、「さあがんばろ!」と思って車いすに座った瞬間・・・

気絶しました・・・(笑)
昔、低血圧のころ立ち上がると目の前が真っ暗になることがありましたが、それのすごい版が突然来ました。
頭の血がサーっとなって、真っ暗な中、走馬灯みたいな、昔の記憶が駆け巡り(今となっては何を思い出していたか忘れたけど)、助産師さんの声が外から聞こえてきて、意識が戻りました。
10秒くらいだよ、と言われましたが、
本当になにがあるかわかりません。
第一子のときより陣痛の時間も短くて体力も有り余っていたから、まさかぶっ倒れるとは…
そして初めて担架にのせられて病室へ。
担架デビューがこのタイミングだとは思いもしなかった。
そのあとのトイレもクラクラになりながら行っていました…
赤ちゃんは少しの間預かってもらっていたので、その間にベッドで朝食を食べながら夫や両親に報告。

こうして2人目の子育てが始まりました。
今日はここまで。

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