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うさぎ年 #14

2023年になりました。新年あけましておめでとうございます。ねぎとろです。

昨年はなんといっても進路が決まりました。もちろんこれがスタートなわけですが、大きな安心感とともに新年を迎えることができました。
教員という仕事の過酷さはまだまだ変わらないのだろうとは思っていますが、やりがいを感じて受験する人が多くいることも事実です。"やりがい搾取"とも言われかねないこの現状をどう変えていくことができるのか、考えていけたらと思っています。

さて、今年はうさぎ年ですね。私ねぎとろ、2回前のうさぎ年である1999年に生まれた年男です。
前回のうさぎ年は2011年でした。皆さんご存知、東日本大震災があった年です。今年で震災から12年になります。
私の採用予定自治体である福島県では、12年前、地震と津波だけでなく、原発事故による被害を受けています。この複合災害からの復興は県の1つの重要課題となっており、教育施策にも復興に関することに加えて、震災伝承、防災教育などが第7次福島県総合教育計画に盛り込まれました。

2011年に生まれた子供は今年12歳。震災は3月でしたから、現在の6年生までが「震災発生当時生まれていた」人が含まれる最後の世代になります。もちろん6年生ですら生まれていない子どももいますし、生まれていたとしても当たり前ですが震災の記憶なんてないでしょう。現在の高校生でようやく少し記憶にあるかな、程度かと思われます。

この大学の4年間、福島出身の大学生として、積極的に震災に触れるようにしていました。将来教育に携わろうとしている身として、「現役の中学生や高校生が震災を伝承しようとする意味は何か?」「震災を伝承しようとする中学生や高校生に私たちが教員としてできることは何か?」とても難しい問いですし、ひとえに福島県といっても会津・中通り・浜通りと県土が広く、震災に対する考え方も異なるものと思います。まずは私がアンテナを高く張り、自分が何ができるか考えたいと思います。

今回のうさぎ年は、私自身環境を大きく変えてのスタートとなります。まずは大学をちゃんと卒業すること(これができなきゃヤバいですが…笑)、そして初任者研修を頑張ること。とても保守的な気がしますが、これを今年の目標としたいと思います。このnoteは4月以降も随時更新していく予定ですが、余裕のあるときに自分のペースでやっていけたらと思います。

というわけで、今年もよろしくお願いします!

Monday, 2023/01/09

カバー画像について: 岩手県陸前高田市・陸前高田市役所の7階展望ロビーから太平洋を望む。2021年11月23日撮影。

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