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駆け引き

旅とサッカーでできている根岸です。

サッカーは、11人 vs 11人で、90分戦うゲーム。1人あたりがボールに触れる時間を平均すると、約4分だけ。ボールを触らない時間が86分と圧倒的に長いんです。(そりゃ、小学生のチームだと、途中でバッタやトンボを追いかけちゃう奴も現れるわw)

じゃ、86分も何しているの?というと、もちろんいろいろやっているのですが、常にあるのは駆け引きです。ディフェンダー(DF)だとすると、相手フォワードと ”騙されない” ようにするために、ゲームの状況に合わせて、常にポジションを移動しています。

基本的なポジショニング

図1

例えば「青のDF」だとします。常に基本的にはこの位置をとります。

マークする相手とゴールの直線上。ボールが渡っても、敵が最短距離でゴールに向かえないようにするため。
ボールを持っている人とマークしている人の距離は1:2。パスを出されたときに、マークしている相手にボールが渡るまでに距離をつめられるようにするため。

敵と離れすぎているとカンタンにパスを通されて、次のチャンスを与えてしまうし、一方で近すぎると、背後のスペースに走られて更なるピンチを招いてしまう。そのときどきの局面において、そのどちらもケアできる距離感と立ち位置なんです。

ビジネスにおいても、どっちかの可能性にかけたギャンブルはなかなか難しいし、ギャンブルって勇気がある風で、無策に近い。ギャンブルとチャレンジは似て非なるものです。

・チャレンジは再現性があります。
・ギャンブルは再現性がありません。
※ギャンブルの策士は、ギャンブルと呼ばれる行為をロジカルにやっています

己を知る。相手を知る。相手にどう思われているかを知る。

画像2

じゃ、常に1:2の距離感でいればいいのか。そんなことはありません。

マークする相手が自分よりも足が速い選手なら、距離の取り方も変わります。少し近めにいないと、パスが出た際にマークが間に合いません。

「己を知り、相手を知る」によって、距離の取り方を変える。だからこそ、敵をきちんと理解しておくことは欠かせません

さらにその上で「相手にどう思われているかを知る」ことも重要です。

・足が速いと思われているのか、遅いと思われているのか
・マークが厳しいタイプと思われているのか、そうでないのか
・疲れていると思われているのか、体力が残っていると思われているのか

どう思われているかを把握することで、駆け引きの操作ができます。

例えば、実は体力は充分残っているけど、わざと疲れ切った息遣いや姿勢をみせると、相手を油断させます。

ビジネスにおいても、ルールに則ったうえでの駆け引きは重要です。優勢、劣勢はそのときどきにおいてどちらも必ず起こりえます。永遠に順調なんてあり得ません。
・劣勢にならないような準備
・それでも劣勢になった際のリカバリー
・優勢に転じたときの、さらなる優勢化
は、駆け引きだけが要因ではありませんが、重要なひとつです。

常に1:2の距離を保てたら、きっと点を取られることはありません。ですが、ボールを奪うこともできません。点取りゲームなので、うまくいっても引き分けです。勝利するには、駆け引きによってボールを奪取する必要があるんです。

仕事に活きている学び
ルールに則った駆け引きにおいて、
・己を知る(自分の特徴を知る)
・相手を知る(相手の特徴を知る)
・相手にどう思われているかを知る
ことで優位になる。結果、ゲーム(市場)での勝利、さらには連勝につながる。

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おまけ:状況に合わせて勝負ができるスマート経営なら

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ランサーズ チーフエバンジェリスト(CEvO)/旅とサッカー/スマート経営/5年後の働き方コンソーシアム/社会システム変革ワークストーリー賞受賞/Freelance Basics/新しい働き方LAB/リモートワーク
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