見出し画像

Vol. 65 お江戸でござる

私自身を含め、国内外の観光客でごった返す世界都市TOKYO、コロナ前に戻ったというよりリバウンドを感じるほどの人、人、人、でした。

今回の上京の目的は、前職(前職も大学)でお世話になった先生との再会。
私が尊敬してやまない方で、気がつけば15年の付き合いに。
その間先生を追って、お手紙攻撃はもちろん、先生が赴任されていたアフリカ大陸に遊びに行ったりと、敬愛の念をオープンに伝えております。
いわば礼儀正しいストーカー行為を15年にわたって働いているわけです。

御年80歳を超えた先生は、いまだ頭脳明晰、食欲・体力・気力ともに満ち満ちており、衰え知らずでいらっしゃって私も嬉しくなりました。

そんな先生とランチの後、根津美術館へ。
尾形光琳の燕子花図屏風が公開されているとあって、これは見逃すまいと訪れました。
感想としては「圧倒された」という言葉が一番しっくりくるかもしれません。
「百聞は一見に如かず」とはまさにこのことでした。

鑑賞後は、美術館敷地内の庭園を散策。
「都会のオアシス」の表現に偽りなしの空間で、根津家がここに住まっていた頃に思いを馳せてみたりしました。
「弘仁亭の燕子花」では咲き始めた燕子花の力強さと、花の終わりの藤の花の競演が美しかったです。

久々のお江戸、圧倒的な美の持つエネルギーを身をもって知り、エネルギー満タンとなりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?