「ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第1話」に散りばめられた小ネタを解説してみる話
こんばんわ。
違う記事を書こうとしていたら、
ウマ娘にアニメが配信されていたので、思わず書くことをやめて違うことを書いているゲーム会社の人、ねじおです。
2月にゲームも配信されますし、ずーっと事前登録をしていてある意味注目をしていたタイトルなので、気になっていました。
楽しく1話を見たのですが、思った以上に「小ネタ」を仕込んで来ていたので、おじさんは思わず解説したくなり、書いておきます。
観ながら読むとより理解が深まりますよ♪
(まったく深まる必要はありませんw)
競馬に詳しくなくても、1期は観ていて面白い作品になっていたので、2期アニメも肝心のゲームも楽しみです♪
※ねじおはCygamesの中の人ではありません。
●ウマ娘とは
ウマ娘とは『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する種族の名前です。
ファンタジー作品における「エルフ」的な存在であり、容姿端麗な姿で生まれ、外見は頭の上のウマ耳と、腰から伸びる尻尾を除けばヒトそのもの。
史実の競走馬をモチーフとしており、
レース結果やエピソード、外見などがキャラクターのビジュアルや性格に反映されています。
▲詳細は公式HP参照
●実際のアニメはこちら
TOKYO MX 2021年1月4日(月)より 毎週月曜24:00~
BS11 2021年1月4日(月)より 毎週月曜24:00~
関西テレビ 2021年1月4日(月)より 毎週月曜26:10~
サガテレビ 2021年1月13日(水)より 毎週水曜24:25~
AT-X 2021年1月11日(月)より 毎週月曜21:30~
▲ニコニコやABEMA、アマプラでも観れます
●第1話より 小ネタのみなさま
・シンボリルドルフのピース
▲史実で鞍上の岡部騎手がダービーを勝った時に行った
2冠を現したサインのオマージュと思われる
・校門の緑の人
▲プリコネに似たような人がガチャ演出に出てきます…
つまりゲーム化したときはこの方が…(あちらは眼鏡)
・ウォッカとダイワスカーレット
▲競馬史に残る牝馬同士のライバル
JRAが特設ページ作るくらいすごいライバルです
・スイープトウショウの読んでる本
▲史実でフチュウ(東京競馬場)では一度も勝てなかったため
除霊をしようとしている…?
・ヒシアケボノがでかい
▲実際重かった(体重560kgはGI勝ち馬の最高馬体重)
・ダイタクヘリオスの絶叫
▲レース前にアイツ(ダイイチルビー)を見ると
超絶興奮した史実より
・エアグルーヴにフラッシュ
▲秋華賞のレース前にファンにフラッシュを
たかれてびっくりして惨敗した(武豊さん激おこ事件)
・ダイワスカーレットの目がぁぁぁ
▲調教中にウッドチップが目に入り角膜炎になった話より。
おかげで国内G1およびドバイWCを回避するハメに…。
・ナイスネイチャの包帯
▲若駒Sでトウカイテイオーの3着になった後、
脚部不安で7月まで休養(アニメ上はすでに休養中?)
・ツインターボがダービー出れない
▲史実通り
ダービーの前哨戦・青葉賞で惨敗したので出走資格がない
・メジロライアンの絵馬
▲ずっとG1では惜敗していて、
6回目の挑戦でようやくG1を獲得
・マヤノトップガンとトウカイテイオーの相部屋
▲ともに主戦騎手が田原成貴さんの2頭
(トウカイテイオーはどちらかといえば岡部さんですが…)
・細江さん
▲今回も登場のご本人
(元騎手でありフリー解説者 細江純子さん)
・レース前の変な動き
▲通称テイオーステップ
(史実のトウカイテイオーがパドックで見せたスキップの様な動き)
・リオナタールとシュガーグレイド(架空ウマ)
▲元ネタはレオダーバン、父はマルゼンスキー
▲元ネタはシャコーグレイド、父はミスターシービー
どちらもお父さん(?)を見て運命的な何か感じている
・あんたスタート教えてもらいなさいよ
▲ゴールドシップの世紀の出遅れが元ネタ
・前には誰もいない…おっと
▲史実通り
実際の91年ダービーでも最後の直線で外にヨレる
・トウカイテイオー抜けた!トウカイテイオー抜けた!
▲実際の実況そのまま
・天才はいる、悔しいが。
▲JRAの名キャッチコピー
・足を気にするそぶり
▲史実通り
なんか…様子がヘンです…
・かわいい
▲かわいいは正義
●まとめ
ウマ娘のゲーム自体は開発期間がとても長く、プロデューサーも変わられていたりと、どうなる事かと思いましたが、無事にリリース出来るようで、
一競馬好きとしても、一ゲーム好きとしてもうれしい限りです。
アニメの方は1期の時からわかる人にだけ分かってくれたらよいという、ネタやかおりをほのかに香らせていましたが、
2期でも無事健在というか、むしろてんこ盛りになってました。
上記の通り、かなり競馬がお好きな方が監修されているのか、
実際の競走馬と史実に敬意をもって大事にしながら、ゲームコンテンツ(アニメコンテンツ)としての立ち位置に持っていくというバランスを目指されているように思います。
観ていて愛とリスペクトはなんとなく感じるので、擬人化作品の良い事例になっていってほしいなぁとも感じています。
(ウマ娘に出てくる元ネタの競走馬達は、レースからは引退したとはいえ、未だ現役の種牡馬や繁殖牝馬も含まれていますので、ファンだけでなく馬主さんや牧場関係者さんも意識しながら制作されているのだと思います。)
ゲーム業界を目指す方は、
「こんなネタでゲームを作ってね」と言われたら、
作らないといけないので、結構その元ネタを勉強をしないといけませんよ♪という事例として見ていただけると、頑張って書いた甲斐があります。
競馬好きの方、ゲーム好きの方が2月のゲームリリースの際には、ウマ娘をプレイするキッカケになれば幸いです♪
▲事前登録中です!
ジュース奢ってくれるんですか!? え!?コーヒーでもいいんですか!? 今から超がんばります。