社長の頭はお花畑④

あらすじ

新規飲食店オープンのために東の都会へと派遣されたわしら一行。しかし、緊急事態宣言が出されて、プレオープンは延期。届いて、売り場に並べた商品を送り返し、最後に社長のショッキングな一言が出た翌日…。


先日のバタバタからの翌日。やることがないので、とりあえずホテルで待機との命令。インドア万歳。会社のホームページとインスタの更新だけしました。


夕方ごろ先輩からの連絡で、翌日本拠地に帰ることがわかりました。正直な気持ちとして、帰るのも複雑。会社はパートさん含め一応営業はしているし、家にはオカンいるし、菌をばら撒きやしないかと心配です。本拠地の店長やオカンに帰還する旨を告げ、1日何もしてないけど業務日報をメールで社長に送り、チケット手配のお礼も告げ、朝を待ちました。


次の日。空港集合だったので、同じホテルに泊まっていた先輩と空港へ。社長を待っていると、別のところで寝泊まりしていた先輩がやってきました。よく夏休みや冬休みに大きなスーツケースをショッピングカートみたいなのに乗せて運ぶ家族とかがTVで取材されてますが、それを持ってやってまいりました。カートには先日詰めた、冷凍・冷蔵品が入った段ボールが6箱…。

あぁ、ホントに持って帰るんだ。

持って帰ると言っても、預ける荷物としてなので、手荷物で機内に運び入れる訳ではないです。(「手で持って帰る」と聞いたので、わしはてっきり、そっちかと思ってましたが…。)


重量など問題なかったのでそのまま預け入れ、グランドスタッフさんに「おう。じゃ。」と分かれる社長でした。朝一番の便だったこともあり、空港内のお店は1店舗しか開いてなかったです。コロナの影響もありますが。


その後は滞りなく飛行機に乗り、北に帰ってこられました。ちなみに機内は我々含めて20人くらいの搭乗だったと思います。ジュースの機内サービスは自粛。


本社からの送迎のお車が来ており、そのまま帰宅いたしました。社長「明日、あさっては会社来るなよ。しあさってから出社な。」2種間は様子見ないと危ないんでないかい、と言いたかったが堪えました。その後がめんどくさいので。

途中で社長宅に寄りましたが、バッターボックスというんでしょうか、野球の練習ができそうな緑のネットが張ってある庭がありました。野球には興味がないのでよくわかりませんが、庶民とは考えることが違うのかなと思いました。



さて、自宅待機を終え出社。

社長「おう。大丈夫か?別になんともないよな?」

わし「…ええ。今のところは。」

なんともないことを前提に考えるのは、かなりどうかと思う。もっと危機感を持って欲しいと率直に思いました。そして、

社長「緊急事態解除された5/6にオープンする予定だから、またよろしくな。」この人は、従業員の命よりもお金のことしか頭にないのかな〜と思います。ここまで来ると、いろいろどーでもよくなります。現在、自暴自棄です。何も楽しくない。

そして、5月初めに再び、都会に行かなければならなくなってしまいました。


最後に「いけすに入れた魚、1ヶ月間放置だよ。かわいそうだな。」この人は、ホントに命というものをどう思っているんだろうか…。せめて、既に都会にて開店中の店に持っていって、料理してもらうとか、そういうことはしないの?何考えているかホントにわからない。



そんなトップの下で働いています。尊敬できる部分は今のところ、持ち合わせていません。



最後までお読みいただきありがとうございました。

ブラック企業で働くがんばる人を応援したいという方!お金があまり過ぎてて使い道に困っている人でもok!笑 サポートでいただいたものは、次の記事のネタにつながります。