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普通の看護師が歌舞伎町ホストにハマったお話2

看護師2年目がはじまり、4月のはじめての夜勤明け。
家に戻ってシャワーを浴びて少し寝て、起きたのが19時くらい。
ネットで調べると初回90分3000円

え、年度末賞与いらないじゃん。笑

いろいろ調べると遅い時間になると初回に入れないことがあるから電話して行った方がいいと学習した。(ねぎは心配性の検索魔です)
なんとなく気になったとあるお店に電話をした。とりあえずclub noteにしよう。名前は出さないけど某有名グループ。21時半くらいに行きたいと電話したら、大丈夫ですよと言ってもらえた。(月初めのド平日だったので余裕でした)

だらだらお化粧をして準備して、初回3000円だったけど一応5万円くらいのお金を入れて出かけた。
お店についたけど勝手に入っていいのかも分からず着いたけどどうしたらいいのか電話した。笑
入っていいと言われたのでドキドキしながらドアを開けて、キャッシャーで電話した者ですと伝えて、20歳以下は入れないので身分証の確認。(お店によっては18歳以下)

卓に案内されて、男本を渡され、写真指名3人選ぶ。
訳:テーブルに案内されて、キャストの写真が載ってるiPadとか本を渡されて、気になるホスト3人を選ぶ。

選んだ3人とそのほか何人かが5分ずつくらい順番に来てくれる。一気に2人くらい来たりもする。着いたホストさんとは名刺もらってライン交換して、どーでもいい話をしながらお酒を飲む。

私はお酒苦手なので(少量ですぐ吐く)、ソフトドリンクのみでキャストの皆さんは鏡月。そうですお酒が飲めなくてもホストクラブに遊びに行くことはできるんですよね。軽率に行っちゃだめ。

ねぎは人見知りするタイプなので、緊張とあいまって固まりますが、相手はホストなので大体ポンポン質問してくれて答えていると会話は成立します。そしてほんとにすごいなーと思うのは幹部クラスの売れてる人はほんとにうまく緊張もほぐしてくれる。めっちゃ緊張してたのに私笑ってるみたいな。

初回トーク定番ネタ
「はじめて?」「どこか通ってる?」「いくつ?」「どこからきたの?」「仕事なにしてるの?」「今日なんで来たの?」

まあこの定番ネタからホストさんが話題を広げてくれて、盛り上げてくれるんですが、正味ホストにとっても必要な情報を聞いてくるって感じですよね。

自分の客にできるのか
他に通ってるお店はあるのか
歌舞伎町に通える客なのか(観光客だと無理)
どのくらいの金額使える客なのか(昼職、夜職)
言い方悪いけど、付け入るスキがあるのか

歌舞伎町こわい

でもね、私たち看護師も初回入院取るときとか
疾患の「自覚症状」とか、せん妄なりそうな人とかは「飲酒」「年齢」「認知機能」とか、退院支援必要そうな人には「自宅環境」「同居家族」「家族の介護力」とかポンポン質問して、アセスメントしていくじゃないですか。

そして見た目で「あ、この人、転倒しそう」「あ、この人、せん妄なったら暴れそう」とかっていう看護師の感みたいなの絶対あるじゃないですか。けっこうな確率で当たるやつね。

結局ねホストも同じ。見た目、持ち物、質問したこととかからその女の子が「どのくらい使えそうか」をアセスメントしてる。

緊張してたし、ねぎは無知だったので「はじめて」「23」「都内」「看護師」「好きな人とうまくいかない」とすべて正直に答えました。
アセスメントの結果、ホストさんたちも昼職にはそこまでいきなり煽ってきたりもしない。笑

でも、私たちが退院に向けて徐々に自立を促したり、リハビリでADLを上げていくように、ホストも女の子の限界を見極めつつ、少しずつ限界を越えさせていく。

歌舞伎町やっぱりこわいね

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