見出し画像

マンション管理会社に現役時代の肩書と知識でマウントを取ってくる暇な高齢者を何とかしてくれ

ネガおじ

マンション管理会社の社員であれば、マンションの所有者の中から多くは輪番制で選ばれた数名の理事の方々がいて、その方々(特に理事長)との対応が業務の中心となります。

管理組合側のこの理事役員については本音ではやりたくないと思ってる方がほとんどではないでしょうか。

順番だから仕方なく就任しただけで、管理会社も入ってるんだからそっちでやってくれるよね?まあ何事もなく1年過ぎてくれれば・・・

大半の方が普段仕事もあるし、せかっくの休みの日にまた管理組合の仕事もとなると積極的に関わろうという気になれないのもわかりますが、本当は皆さんのマンションを皆さんで運営していくために存在している役職であって他人事であってはいけないんですよ。

そんな中でも俄然やる気を発揮するのが、すでに現役を引退してずっと家に居る年金暮らしの高齢者です。

そして管理会社(場合によっては他の理事や居住者も)を悩ますのも、まさにこうした方々です。

普段忙しい現役世代に代わってこうした役目を買って出ることは悪いことではありませんし、すべての高齢者が駄目ともいいません。

しかし、中には普段暇を持て余しているせいか、常にいい意味でも悪い意味でも管理会社のする事なす事に口を挟んでくる方がいます。

マンション共用部の清掃や設備の点検であったり、管理会社が提出する会計書類等に関して何かにつけ、意見や苦情を頻繁に寄せてきます。

管理会社も至らない部分もあったりはするでしょうし、落ち度があった場合のご指摘は甘んじて受け入れますが、重箱の隅を楊枝でほじくるようなことをされれば、こちらも人間ですから正直いい気はしません。

特にやっかいなのが、決算報告書等の会計書類に意見や改善を要求してくる場合です。

どの管理会社でも会計資料は専用の会計システムやソフトを使って作成しているかと思います。

ですのでその書式や計上方法であったりレイアウトなどの意匠的な部分はそのシステムに委ねられているはずですが、なまじ現役世代に企業の経理に携わっていた方などが、こんな資料はおかしいと文句をつけてきます。

マンションの会計資料については、マンションを取り巻く法律ではこういうやり方で作りなさいという定めは特にありませんが、業界の指針みたいなところで企業会計に準ずるのが望ましいとされていますので、管理会社が作成していればほとんどが複式簿記に基づいた計上方法になっているかと思います。

その会計書類は誰のための物かと言えば、マンションにお住いの皆さんです。その皆さんが自分たちのお金(管理費や修繕積立金)が1年間にどのくらい収入としてあって、どのようなことにどのくらい使われてきたかを明らかにするためのものです。

ですからマンションにお住いの皆さんが見て、その内容を理解できる資料であることが望ましいわけです。

ですのでマンションの会計書類は企業の会計資料ほどガチガチなものではありませんが、それでも一応は複式簿記に基づいて作成されていますので、経理的な仕事をされたことが無い方や、簿記の資格や知識の無い方には難しい部分があるかと思います。

ですので多くの住民の方々は、見方がよくわからなくてもっと簡単にならないの?という意見を言われることがほとんどです。

しかし中には先ほど申し上げた、現役時代に経理職であった人などからは、「こんなのは本当のやり方ではない」とか、「正しいやり方ではない」といった指摘をされてきます。

この人達が言う「正しいやり方」というのは得てして企業会計のことを言っているのですが、鼻持ちならないのが「自分は○○会社(誰でも知ってる日本を代表するような超大手企業)の財務課長をやっていたんだ」と、現役時代の肩書を持ち出してマウントを取りに来ることです。

課長がそんなに凄いのか?と思いますが、この人からすれば○○会社にいたというだけで威厳は発揮できたと満足なのでしょう。

こうしたやっかいな自信があるだけに、こちらが「企業会計ではそうしたルールかもしれませんが、マンション会計にはそうした縛りはありませんし、そうしたやり方にしてしまうと、他の皆さんがますます理解できない資料になってしまいますよ」と説明しても、頑として聞き入れません。

全ての高齢者がすべてこんな方とはもちろん言いませんがマンション管理という仕事柄、考え方が凝り固まって意地になり、他者の意見に耳を貸さない方を多く見てきました。私自身がもうすぐ60歳を迎える身ですので、心して反面教師としたいと思います。

ところでこうした人は理事会や総会の場でも自分の意見を声高に主張するため、周りの人は本当はうっとうしさを感じながらも、反論すれば何倍ものやり返しにあうし、早くこの場が終わってくれないかなと思ってるので、「こう言ってるんだからそのようにしてもらえませんか?」と管理会社に投げてしまうありさまです。

こうしてこのこの独りよがりなモンスターに管理会社が振り回されるという構図になってしまうのです。



#業界あるある

この記事が参加している募集

業界あるある

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!