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ネフネと「てこぽこさんとはくぶつかん」のこと

ネフネが時々お手伝いさせてもらっている「てこぽこさんとはくぶつかん」というプロジェクトをご紹介します。

ネフネとつながりのある作家さんからの紹介でご縁ができました。活動内容や思いに共感し、ネフネからも何かご協力できることがあれば、と研修会などに参加させてもらったりしています。

「てこぽこさんとはくぶつかん」って?

「てこぽこさんとはくぶつかん」は、大阪自然史博物館で活動する標本作成サークル「なにわホネホネ団」の有志で立ち上げられたプロジェクトです。

博物館と発達障がいのある子どもたちをつなぐプロジェクトで「博物館的なもの」に関心を持つ地域の「子どもたち・大人たち」とのつながりをつくるためのワークショップを開催したり、障がいについてスタッフが学ぶ勉強会や研修会を開いたりされています。

活動のきっかけと目的

大阪自然史博物館の「なにわホネホネ団」には生き物好きの大人たち、子どもたちが毎月集まり、標本づくりのお手伝いをされているそうです。生き物を近くで観察し、触れ、ホネをクリーニングしながら大好きな生き物の話を思いきり楽しむ。

そんな時間を過ごしながら、『博物館』という場所は自分の興味や関心に集中しやすい特性を持つ発達障がいの子どもにとって、理想的な場所なのではないかと思うようになっていきました。

しかし、身体とちがって外から見えにくい内部障がいの子どもたちを受け止められる環境が博物館にはまだ少なく、そんな子どもたちが安心して訪れられる場になっていないのでは?という課題に気づいたそうです。

そして、まずは自分たちのサークルから勉強会や博物館外の支援団体などとの交流を通じて、障がいとはどんなものなのか理解を深め、当事者とのやりとりやサポートができるメンバーを育てることからはじめようと、活動がスタートしました。

博物館がさまざまな子どもたちにとっての第3の居場所、活躍できる場所になることを目指す

当事者やそのご家族の支援をはじめ、教材開発、博物館スタッフや関係者への普及啓発をおこないながら『博物館』とつながれていない子どもたちとの関わりを育て、お互いの力を合わせて高めていけるような活動をしていきたいと考えておられます。

イベントの様子

コロナ禍で延期になっていたイベントの見学とお手伝いに行ってきました。年始に予定していたイベントで今年の干支「丑」から、牛の頭骨に触れる体験をします。

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いいオトナな私ですが、はじめて見る色んな牛のホネにドキドキ。

事前申込制で少人数での開催でしたが、参加の皆さんが、それぞれ興味深くスタッフさんの説明に耳を傾けたり、触った感触をじっと手の平でたしかめたり。それぞれの興味があちこち、伸びやかに広がっていくような感じでした。

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ネフネでも開催してほしい!

聞く、見る、体験する。この3つが連動してわくわくが広がっていく感じがとてもとてもよかったので、ぜひネフネでも何らかのワークショップを開催してもらいたいとお願いしたら、今回ふたつの企画が実現します!!ヤッター

アンモ広報用-01

『アンモナイトってなんだろう?』

石の塊(ノジュール)からアンモナイトのレプリカを発掘してもらい、人間がまだいなかった頃、アンモナイトが生きていた時代を想像しながら、色を塗ってオリジナルアンモナイトを作ろう。アンモナイトや化石について、聴いて、見て、触って体験するワークショップです。

8月7日(土)13:00〜と15:30〜の2部制(各回6名)です。ご興味ある方はまたNEFNEのHPやSNSなどチェックしてみてください。


ネフネ4周年記念『スペシャル対談』もやりますよ〜

すっかり、ホネホネ団の団長さんはじめ、関わらせてもらっている皆さんに魅了されて、スペシャル対談の企画もさせていただきました!9月25日(土)です。また詳細は追ってお知らせしたいと思います。

西浦由乃/ネフネスタッフ。てこぽこさんと博物館プロジェクトに賛同し、たまに混ぜてもらってます。生き物好き。とくにカメ。


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