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goshuinsanpo
こんなのが「儒教精神」なワケないやろ
「日本の家父長制ガー」とか言ってる人には、「あなたのいうその『制度』を具体的に摘示してください」と言いたくなるが、同様に「日本の儒教精神ガー」とか言ってる人には、「あなたのいうその『儒教精神』ってどんなものなのか説明してください」と言いたくなるタピね🐦
— ニー仏 (@neetbuddhist) May 14, 2023
現代日本で儒教の内容について大まかにでも説明できたり、あるいはせめて四書だけでもいいから自分で読んだことのある人、キリスト教について同程度の知識がある人よりも少ないんじゃないかという気がするタピよ。ひょっとしたら、イスラム教のそれよりも少ない可能性すらある🐧
— ニー仏 (@neetbuddhist) May 14, 2023
現代日本の多くの人々は、かつてこの国に暮らしていた私たちの祖先と比べると、ちょっと驚いてしまうほど儒教について無知である。もちろん、別に儒者ではないのだから知らなくてもよいといえばよいのだが、そのわりには「儒教の影響で」とか「儒教精神が」とかいった形で、(たいてい本人にとってネガティブなことについて)儒教を引き合いに出して帰責することもいまだに少なくない。そういう光景を見るたびに、私としては、ろくに知られてもいないのに、何やらふわっとしたイメージだけで呼び出されて、体のいいサンドバッグにされることが常である儒教さんに対して、同情の念を禁じえないところである。
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