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自由の衝突が起きるのは、民主主義社会の当たり前

 昨日のエントリでは、「世間において当然のように主張されている既存の規範の根拠を再検討すること」の意義について、政教分離を例に取りつつ簡単に論じた。今回はその続きとして、また別の例を挙げながら同じテーマについてさらに考察を進めるつもりであるが、とりわけ本稿で取り上げる問題と、それに対する私の見解については、読者の方々のあいだでも(前回以上に)意見が分かれてくることになるかもしれない。

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