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もう一つの美しいエートス

 昨夜は告知のとおり、ヨガ講師・小沢まなみさんとのツイキャス対談を催行した。期待どおりというか、むしろ期待を遥かに超える本質的な語りをしていただき、私もついつい、いつもより踏み込んで語ってしまったように思う。

(※録画パスは月初の記事、もしくはマガジンから取得できます。)
(※※音声が小さめらしいので、視聴の際にはヘッドホン等をご使用いただき、音量を上げて聴かれることを推奨します。)

 話の内容としては、録画のタイトルにもあるように、「身体の声を聴く」ヨガなどの実践を通じての「女性性の受容」ということについて、主には語っていただいた。

 私としては、上掲の記事で縷縷述べたようなことが、様々な葛藤を自ら経ている当事者の立場から語られたこと、そして、そうした葛藤を自身の幸福に繋がる形で柔らかく乗り越えられた経験を、小沢さんが自身の言葉で伝えてくださったことが、たいへん有り難く感じられた。

 対談の中でも述べたように、個人的には小沢さんのようなタイプのロールモデルが、あまりにも「目立たなすぎる」ことで、上述のような葛藤の当事者たちの苦悩や混迷は、時に深まっているところがあるようにも思われる。

 ただ、ご本人も言われていたことだが、小沢さんのようなルートで葛藤を抜けられた方々は、その性質から当然のこととして目立つことを好まれないので、ロールモデルとして彼女たちの姿が公には目につかないのは、ある程度は仕方のないことなのかもしれない。

 そうだとすれば、やはり私のツイキャスでは、今後ともそのような「目立たないけれど、自身のエートスを美しく見出して、それに基づいて生きている人たち」を、引き続いてお招きして、そのお話を聴いてゆくことにしたいなあと、改めて思ったことであった。

 全体公開部分に書けることはこのくらいで、以下は防護壁の中でなければツイなんちゃらの人たちが断頭台を持ち出して人民裁判をはじめそうな内容になるので、有料部分に記すことにする。マガジンを作っておいたのは本当によかったなあと、こういう時には思ってしまうところだ。


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