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「リアル哲学対話」の味のこと

 先週末は久しぶりに賑やかな場所へ足を運んで、宗教とか文献学とか、そういう抽象的でややこしい話をたっぷりやった。疫病禍のせいで、実際に人と顔を合わせてその種の話をする機会もずいぶん減っていたのだが、おかげで気分もすっかり爽快になり、やはりこういう話を時々はやっておかないと、一掃できない澱のようなものが自分にはあるのだなあと、改めて認識した次第である。

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