賢くて誠実だからこそ、「役に立つ」の杜撰な議論には乗らない人もいる
そもそもこの話は木簡を実際に研究している人たちがはじめたわけではないらしいので、いちばんのとばっちりを受けたのは、真面目な木簡研究者の方々である。とてもかわいそう。
テクストの読解を主たる営みとするタイプの「人文学」の意義については上掲の過去エントリで詳述してあるから、そのことについてここで再説するのはやめておこう。本稿では、冒頭に引いたツイートでも少しふれている、「人文学」と「役に立つ」ということとの関係について補足してみたい。
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