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uepon_tommy
意識だけが近代化を終えた人たちのこと
たまたま『法学の誕生』という本を読んだことから、ツイキャスでも2回にわたって長話(総計3時間以上!)をすることになってしまった。
(※録画視聴パスは、9月1日のエントリより取得できます。)
なぜこんなに熱く語ってしまったのかというと、同書で扱われているテーマが、私のいつも述べている、「そもそも論について考えない者(そして、そのような己こそが地に足のついた現実的な大人なのだと思いなしている者)は、無自覚のまま特殊な観念に規定された奴隷状態に陥る」という問題について、具体的に理解していただくための(歴史的事実に基づいた)貴重なケーススタディを提供してくれているように思われたからである。
「思想や哲学なぞには関心を持たぬのが大人というもの」といった言説は現実教(≠事実に立脚した理性的な態度)の敬虔な信徒たちが愛好するところだけれど、その種の信仰者たちの行き着く先こそが、実のところは特殊な観念の無自覚な奴隷にほかならない、という話を書いてる🐱https://t.co/hvnmJaS1hb
— ニー仏 (@neetbuddhist) September 20, 2023
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