「価値観」②

昨日の記事で価値観について書いたが、そのアップデートが今日されたのでそれについて書きたいと思う。

価値観:自分にとっての優先順位。何を大事に生きたいか。こんな風に生きたいと思える人生の方向性。

「こんな風に生きたいと思える人生の方向性」という部分が加わった。そしてこれには“自分に向いている場合”と、“社会に向いている場合”の2つがあるそうだ。昨日自分の中で腑に落ちた価値観、

“人の為に行動、応援し喜んでもらう”

というのは自分に向いている価値観であり、これがいわゆる“人生の軸”と同意なのだそうだ。

これが社会に向けてみると、

“人の心が揺さぶられる感動を多くの人に届ける”

という風な感じになり、自分のミッションとなる。社会に向けた自分の価値観とは仕事の目的とも言われるそうだ。「このミッションを果たす為にどんな事をすれば良いのか?」と次はアクションプランが出てくるのだが、これはまた次回までに考えてまとめたいと思う。

本題、今日本当にまとめたかったのはこの続きに書いている事をまとめたかったのだ。

それは昨日友人とLINEしていて、私がTwitterで見つけたツイートを紹介した時のやりとりだ。その紹介したツイートが、「CAMPFIRE」CEOである家入一真さんのもので、

“無理して変わるな No Change”

というものだ。

「何言ってんだ?」と思う人が多いと思うのだが私にとっては刺さった内容だった。なぜならば、以前私に同じようなアドバイスを師匠がしてくれたからだ。私が言われたのは、

“足掻いても良い方向には進まない”

という言葉だった。昨年同様な時期、次の仕事が決まらなくて焦っていた時に言われたが正直意味を捉えきれなかった。全然希望通りには決まらないし、仕事をしていないという現状にも耐えきれなくなっていたので地元の企業を受ける“足掻く行為”をした訳だ。その結果が今である。これが幸か不幸かは分からないが、「あの時な〜・・・」と考えてしまう要因ではある。これを踏まえると“足掻く”というのはあまりオススメ出来ない行動だと私は思っている。

そして家入さんの言葉にも同じようなメッセージを感じたのだ。“自分には自分らしさがあり、何かを得る時、何かが変わる時というのは勝手に訪れるもの。自分のタイミングでは無い時に、無理して変えようとしたり、自分らしさを捨てる行動は、良い結果には結び付かない”という事を家入さんは言いたかったのではないだろうか。

そんな事を感じながらこのツイートを、色々と悩んでいる友人に紹介したのだ。すると友人からは、

「前に進むのは悪いことじゃないけど、なんかその通りだと感じる」

と返信が来たのだ。私も彼が言う“前に進む”ことは悪い事じゃないし、そうすべきだと思う。しかし、“前に進むこと”と、“変わろうとすること・足掻くこと”は同意ではない様に私は思ったのだ。なぜなら“前に進む”というのは努力性のあるものでは無くて、前に進まざるを得なかったり、勝手に前に進んでたりというのが“前に進む”という事の様に思えるからだ。失恋したときに、「早く忘れて前に進もう」ってよく表現したりすると思うが、これは努力して忘れる事が出来る訳ではなく、時の流れが自然と忘れさせてくれるものなので、私は“前に進む”といのは“勝手な自然の流れ”だと思う。

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でも、受け取り方は十人十色だし、家入さんが本当に自分の受け取った様なメッセージを込めてツイートしたかどうかは分からない。なので私の友人が受け取った意味も、自分が受け取った意味も間違いではないと思うのだ。

つまり何が言いたかったというと、これまでの自分ならこの時友人に「このツイートの意味はな・・・」と言って自分の考えを強要していたかもしれない。しかし今回は、瞬間的に「あ、こんな捉え方もあるんだ」と切り替える事が出来て、徐々にではあるが、

“自分を俯瞰して捉える事が出来る様になってきた”

という事を言いたかったのだ。