すぎやマガジンvol.23 1分で読める資産形成術 〜投資信託の選び方、変動のイメージをしてみる~
先週は、損害保険のご相談が多かった1週間でした。
あまり馴染みがないかもしれませんが、普段の生活に強く結びついています。
お話を伺っていて個人的に感じることなのですが、損害保険は保険の掛け方にヌケモレや重複が多い印象です。
そして、本当は使えたはずなのに請求モレが多いように感じます。
特に住宅にかける火災保険は活用されていないケースが多くあり、金融商品は入り方×使い方で価値が大きく変わるという事を強く感じます。
ネットでも購入できるこの時代に、人が関わる価値を追求していきたいと思います。
では、vol.23です。
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■先週末の各種レート(2020年6月12日時点)
・ドル円レート:107.34円(前週比-2.24%)
・日経平均:22,305.48円(前週比-2.44%)
・S&P500: 3,041.31 (前週比-4.78%)
・日本10年国債利回り:0.01% (前週-0.04%)
・米国10年国債利回り:0.70% (前週-0.21%)
※参照:SMBC信託銀行
■気になったニュース、記事、本
① 運動と脳の関係
散歩が脳に良いという話を聞いて、科学的に知りたくなってこの本を読んでみました。読んでると、運動したくなります。運動がおっくうに感じている方、必見です。
② 住みよさランキング2020
今年中に横浜から都内への引っ越しを考えているのですが、いざ気にしだすと家に関する記事が目に付くようになってきます。僕の実家のある千葉県印西市も32位にランクイン。
住む場所のことを考えるのは、自分の仕事やプライベートを、将来どうしたいかを考えることに直結するなと改めて思いました。僕もお客さんのライフプランをやるばかりではなく、自分自身でライフプラン作り直します。
■資産形成トピックス
前回は、リターンの考え方についてまとめました。
今回は、リスクとリターンの具体的なイメージについて。
前々回、リスクの考え方で、リスクとは振れ幅のこととお伝えしました。
統計の考え方で、その振れ幅を正規分布図という図で表します。
これだけ見るとうわっ…難しそうな話がはじまりそう…って思いませんか?
そうならないように頑張ります。
投資信託を買おうとすると、証券会社のHPで過去の実績でどのくらい増えたり減ったりしているか、見ることが出来ます。
例えば楽天証券では、商品ごとにこういった表で確認できます。
今回は仮にリターン5%、リスク10%という商品があったとして考えてみます。
この商品に自分のお金を預けた時、1年後にどのくらいになりそうかというと、
平均値(期待リターン5%)から±10%以内に68.27%の確率で収まり、
±20%以内には、95.45%の確率で収まる
と考えます。言葉で説明するとわかりづらいです。
図で書くとこうです。
68.27%の確率で収まる金額の範囲
95.45%の確率で収まる金額の範囲
金額で考えてみると、
100万円を投資したら、1年後には68.27%の確率で94.5万~115.5万になり、
95.45%の確率で84万~126万になる。
ということです。
この考え方を元に、自分がどのくらいまで変動を受け入れられるか、イメージして、資産配分を考えていくことになります。
次回は、商品の具体的なリスクとリターンの分析手法について。
貴重なお時間を使って読んで頂き、ありがとうございます!こんな情報をまとめてほしいなど、ご意見・ご要望ございましたら、アドバイス頂けるとうれしいです。よろしくお願い致します!