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183/365 今年から手取りが減る人たち


アウトプットマラソン183キロ目です。


2020年から税制改正された仕組みの中で、個人に影響を与えるものがあります。

基礎控除と給与所得控除の改定です。



年収850万を超える会社員の方は,手取りが減ります

(特別障害者に該当する人、年齢23歳未満の扶養親族がいる人、特別障害者である同一生計配偶者または扶養親族がいる人は除く)



そもそも控除関係って言葉の定義がわかりづらいと思うので、下記の画像をご覧ください。

所得控除


赤字にしている部分に下記のように変更がありました。


財務省画像


結果として、年収850万以下の会社員の方はプラマイゼロで変わらず。

改正前:基礎控除38万円+給与所得控除205万円=243万円
改正後:基礎控除48万円+給与所得控除195万円=243万円


ですが、年収850万を超えた分は、税金が増えます。


例えば年収1000万の人であれば、

改正前:基礎控除38万円+給与所得控除220万円=258万円
改正後:基礎控除48万円+給与所得控除195万円=243万円


というように、控除額が15万円減ることになったため、その分税金が増えて手取りが減るというカラクリです。


ふるさと納税や、保険料控除、確定拠出年金など、控除額が増える仕組みは、どんどん活用していきましょう。


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