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【VRCイベント告知】バディ系物語として再構築された白雪姫「レギーナと魔法の鏡 ~snow white~」6/12 21:00~公演

6/12(土) 21:00より公演のVRC演劇「レギーナと魔法の鏡 ~snow white~」の前日リハーサルにご招待いただきました。開演直前情報として、ニードの視点から見た本作の魅力をご紹介していきます。

▼「レギーナと魔法の鏡 ~snow white~」YouTube配信ページ

■劇団紹介

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本作はVR文化アンバサダーの1人でもある、ききょうぱんださん率いる演劇団体「パンダ歌劇団」による2つめの演目になります。

童話をベースにしたストーリーをミュージカルに落とし込んでおり、過去に「シンデレラ」をモチーフにした公演を大成功させている実力派集団です。

VRCのワールドに入って直接観劇(要申込)できるほか、YouTubeチャンネルによる配信も実施しております。是非ご視聴ください。

▼パンダ歌劇団 オフィシャルサイト

■「レギーナと魔法の鏡 ~snow white~」とは?

「レギーナと魔法の鏡 ~snow white~」は、童話の白雪姫をベースとしたミュージカル劇です。

わかりやすく「ベースにした」と表現しましたが、軽いアレンジというレベルではありません。

物語を分解して白雪姫のアイコニックな部分を取り出し、脚本家の考える「人の抱える闇」と「生きることの難しさ」について深い解釈を取り入れて「再構築した」という表現が正しいかと思います。

ディズニー版白雪姫では女王様のポジションにあたる、物語中に美しさを求めて悪事を行うキャラクターは、白雪姫と同世代の少女「レギーナ」。

自身の醜い姿が理由で、他者からの愛に飢えていた彼女が、自分の意思をもつ不思議な「魔法の鏡」を拾うところから物語が始まります。

▼プロモーションムービー

キャラクターの台詞、VRCだからこそできる舞台演出、舞台役者の力強い演技を通じて、パンダ歌劇団の「本気のミュージカル」を是非ご堪能ください。

■ここは是非見てほしい!ポイント

ここから先はニードの主観による本作の魅力をご紹介します。

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何よりも注目してほしいのはストーリー構成です。
「白雪姫」の文脈を、主人公レギーナと魔法の鏡による「バディ系ストーリー」に落とし込んでおり、劇中ではこの2名の人間性・関係性の変化が大きなポイントとなります。

▼序盤のレギーナ 「人殺しだなんて」という台詞から、まだ良心が伺える

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▼中盤以降のレギーナ  愛を求めて暴走し、人殺しを厭わなくなる

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▼序盤の魔法の鏡(人の姿)
 魔力を集めるため、狡猾にレギーナを殺人へ駆り立てる

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▼中盤以降の魔法の鏡 レギーナに寄り添い、共に悩み苦しむ

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劇中に出てくる「ボクはレギーナの望みなら、何でも叶えるよ」という台詞から、様々な想いを馳せてほしい。

■最後に

今回は告知用記事として、劇団の概要と見所についてご紹介いたしました。
取材の最後にインタビューを実施できましたので、また別の記事でご紹介させていただければと思います。お楽しみに!


▼取材協力
アシスタントカメラマンとして、VRフォトグラファーのBIS氏にご協力いただきました。Twitterより写真作品をご覧いただけます。下記より是非ご覧くださいませ。


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