平成最後の夏は無職で終わったという事実

暦の上で夏が終わっていった。それと同時に無職の期間が5ヶ月目に入った。

正直、自分がこんなにも世間に必要な人間ではないとは思わなかった。
自分の喋り方や外見、そして謎の立ち振舞が影響しているのか、どんなアルバイトや求職活動も面接ひとつでノックダウンであり、ただただ働こうという意欲が減衰していってしまう日々過ごしてしまっている。金もどんどん尽きて来ている。
ここなら自分でも働く意義が見つかるかもしれないと思い通い始めた就労支援施設でも、担当者とのカウンセリングもあまりうまくいかず、かなり厳しい気持ちになっている。

公共交通機関に乗り家までを往復をしていると、生きていることの無意味さや無能さ、そして孤独が溢れてきてしまい心がやられてゆく。
いつからこんな風になってしまったのだろうか。

実際に仕事をする以前に断われられ、自分のどこが悪いのかというのも検討がつかない。どうしたらよいのかわからない。

ぼんやりしている間に平成の夏が終わってしまった。俺はいつまでこんな生活なのか。
どう生き抜いていいけばいいのか全くわからないままだ。

サポートしてもニートが就職活動に使う交通費になるだけですのでやめておきましょう