見出し画像

作文学習に見つけた「学習性無力感」

真夏の夜の悪夢~夏休みの作文~

今晩和、藤佳です。

夏なので、夏休みの悪夢である作文・読書感想文について振り返っています。

一応、読書感想文大嫌いキッズからn年経って、31日note垂れ流しおばさんに成長したので、自分の成長を振り返りつつ、なにかシェアできることがあればシェアしたいなーというnoteです。

何書いても否定されてばっかだったから、作文が嫌だった。

このnoteシリーズを書くにあたって、自分は作文の何が嫌だったのかを、昨日思い起こしてみました。
私は永遠の17歳なので、まぁせいぜい10年くらい前の出来事なんですけど(?)

私が作文大嫌いだった小学生時代ですが、その時々の担任の先生からもらったコメントとか、妹が生まれたエピソードを書いたら学級通信に載せてもらえたとか、ヤケクソで出した毎週の作文ノートに案外心温まるコメントもらったとか、そんなことはちらほら覚えていました。まぁ、これらは嫌な思い出ではないです。

嫌だった記憶はすなわち、
「自分の思ったことを書いても否定されること」
「同級生ばかりが褒められて、引き換えにけなされて、劣等感を感じること」

でした。

悪いのオカンやんけ!

家族内では母と良い関係を築いてきていると思いますが、こればかりは……こればかりは………逃れようがないだろ、父は私に作文指導なんてしたことなかったし………

ま、そこからン年経って、私は無事、文章書くの大嫌いキッズから、毎日noteを垂れ流して31日目おばさんへの進化を遂げたので、今のところは結果オーライですけれども。

好きなことを書きなさい→全否定ってヤバイ

まぁ間違いなく、学習性無力感を引き起こすやつですね。

ビジネスシーンにおいて学習性無力感に陥るよくあるパターンとしては、周囲の人から繰り返し否定をされるケースです。上司によく怒られたり同僚によく注意されたりすることが続くと、学習性無力感に陥る可能性があります。先述のように、単発的な叱咤激励であればむしろ意欲向上につながることもあるかもしれません。しかし、日常的にまたは繰り返し否定をされることが続くと、「自分は何をやってもダメだ」「どうせまた失敗する」といったような非随伴性認知つまり行動と結果の関連性が感じられない状態になり、学習性無力感の症状が出てしまいます。

引用:https://www.cydas.com/peoplelabo/muryokukan/

これだーーーーー!!!!まさしくこれだーーーーー!!!

自分が思ったことを書きなさいって言われたって、たとえば感想とかを一言一言メモに書いたところで、その一枚一枚に「バカバカしい」とか言われるわけですよ。キツイネー。
小学生にそんなこと言うなんて、お前はどんだけ優れた大人なんだよって感じ。

それで結局、何を書いたってケチつけられるし…って嫌な気持ちになりまして。

結果、私がなんとか文章を書くようになったのは、中学生になってからの暗黒★個人サイト時代なので、まちがいなく親に見せなくなったことが事態の好転を招きました。

この学びをアラサーの今後に生かす

まぁ、アラサーになりまして、ヒト様に駄目出ししたり指導したりという機会にも恵まれるようになりました。

こういった現状において、自分がよくないと感じたものであっても、アホみたいな駄目出ししちゃだめだよねぇと自省するばかりです。

最近、自他の境界についてとみに考えさせられるんですけど、

自分は自分なんだから
他人からの肯定や否定を過度に意識してはいけないし、

他人は他人なんだから、
自分の考えを過度に押し付けてはいけない。

そうやって自他の境界線を意識しつつ、人様からのフィードバックを受け止め、人様にフィードバックしていくべきだと思うんですね。

ま、何はともあれ、好きこそ物の上手なれ、という言葉があるので、フィードバックをするときは、その物事が嫌いになるほど人様を叩きのめさないほうがいいよーという話でした。

むしろデキる教育者なら、好きになるようにしむけてやれ!ってかんじですね。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,330件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?